ピアノ練習法

音量と音色の表現の仕方

先日こういうツイートをしました。

更に、

自分の中でずっと謎なことがあって、詳しい方がいたら教えて欲しいのですが、

ロシアの作曲家を演奏する時(特にラフマニノフ)、
楽譜に書いてある強弱を、
音量を逆にするだけではなく、内面的エネルギーや音のキャラクターまで逆にする演奏がめちゃくちゃ多いけど、

これってなんなの?笑

具体的に言うと、

fと書かれているところをpで弾いたり、
pで書かれているところをmfとかfで弾いたりするんだけど、

音量を逆にしたとしても内面的エネルギーや、その強弱が持っているキャラクターは変えてしまったらダメだろ、って思う。

かなり、感覚で弾く人が多い印象がある。

〜「内面的エネルギー」ってなんだろう、という質問に対して〜

誤解を恐れずに言うと、
音の表面的な強さや弱さではなく、その音色や音が表す気持ちのことなんですが、
クラシックの場合、
音量だけで表現するとものすごくつまらなくなります。

音量は、音色や気持ちを表した結果自然と出てくるもので、
心の動きや音の色があって初めて存在できるものです。佐野 主聞 , さんが追加
テ内面的エネルギー(精神的エネルギー)があれば、
書いてある強弱の本質を掴んだ演奏ができるのですが、
外のエネルギーも中のエネルギーも全く逆のことをやっている演奏が沢山あるので、

それはどうしてだろうと思って投稿しました!

強弱の表現の仕方

この投稿は結構反響があったので、
わかる方にはすぐ何のことかわかったと思うのですが、

まず第一に、

fで盛り上がるところ(精神的に盛り上がるので自然と音量も上がる)ところをpやppで弾く人がいます。
これは気持ちはわかるし、実は表現可能なんです。

なぜなら、
音量自体が変わることに意味があるというよりも、
精神的(内面的)エネルギーが変わることに意味があるため、
気持ちはfのキャラクターを表現するが、音量はpで弾くということが可能だからです。

ただ、演奏家の中にはfをpにして、精神的なエネルギーもただただ弱くしてしまう人がいます。

強弱も人間のようなものなので、
pにはpのキャラクターと喜怒哀楽があって、fにはfのキャラクターと喜怒哀楽があります。

強弱を、「強い・弱い」だけで表現することは不可能なんです。

もしfと書かれているところの音量をpにするとしても精神的エネルギーはfであれば表現できます。

自分の気持ちだけを最高に高めていくという感じです。

第二に、
pで弾くところをmfやfで弾く人がいます。

これはね、心から気持ちがわかる。
だって、音多すぎなんだもん。笑

音が多いということは自然と音も大きくなってしまいます。
ただ、作曲家が表現してほしいと思っている音はpのキャラクターなので、

多少音が大きくなったとしても、pのキャラクターで弾ければ表現できたことになります。

本質は、音量ではなくその中にある音色や全体としての雰囲気です。

 

ただ、やはり理想としては、
その強弱の本質を表現した結果、自然と音量も変わる」というのが一番良いので、
そこを追求していくピアニストでありたいと改めて思いました。

https://sanoshimon.com/2017/05/13/%E5%BC%B7%E5%BC%B1%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

https://sanoshimon.com/2019/05/06/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88%EF%BC%86%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3%E6%83%85%E5%A0%B1%EF%BC%88%E9%9A%8F%E6%99%82%E6%9B%B4%E6%96%B0%EF%BC%89/