こんにちは、しもんです!
先ほど、YouTubeライブでクリスマスソングを初見で演奏しました!
弾きながら思ったのですが、
初見って体がバッキバキになりがちなんですよね。
というのも、
✔︎出来るだけ止まらずに
✔︎1,2小節あとを先読みしながら
✔︎音色を作りながら
✔︎ライブをみてくださっている人を楽しませながら
✔︎弾く
ということをしないといけないので笑、
リラックスした体の状態で演奏するには限界があるのです。
ピアノで初見をするときの注意点
もちろん、
最終的に良い音色を出すためには体が固まっていてはいけないのですが、
初見ではどうしても音を鳴らすために筋肉や関節を固めて移動することがたまに必要になります。
初見に慣れていない人は体をガッチガチに固めて音を弾きにいきますが、
コレを続けたら完全に体を壊します。
なので、初見を適当にやって譜読みをする時は体の使い方に心を配ってみてください。
今日の私のライブのように、
『初見なのに、全てを曲としてなんとなく仕上がったように見せて弾く』
ということを続けると大変なことになります。
体の使い方がよくないと気付いたら…
「体の使い方がよくないな」ということに気付いたら、
すぐ弾くのをやめてストレッチして体をほぐしましょう。
そして、頭の位置を高くすることを意識してちゃんと坐骨で椅子に座り直してください。
あとは、筋弛緩法(肩をゆっくり上に上げて、あえて力をいれる。数秒後、ゆっくり下げてリラックス)も有効です。
基本的に、初見で演奏するのは体に悪いので出来るだやめた方がいい
私個人の意見としては、
「初見が得意」と言っている人すら、自分の体を犠牲にしているパターンがほぼ100%なので、
初見で遊びで弾いてみたあとはゆっくりと譜読みをした方が良いです。
初見しまくるのはやめましょう。
「自分は初見できるし体の使い方は大丈夫だ!」と思っている人は、
ほとんどの場合、自分の本当の体の使い方をわかっていないだけです。
クラシック音楽の演奏家を目指すなら、
初見ができるよりも、楽譜を深く音楽的に読んで表現する能力が必要です。
(コレペティトールなど、割と特殊な職業の場合は別)