こんにちは、しもんです!
久しぶりに質問箱の質問に答えていきます!
正しい音程で歌う必要はある?
きっと質問者さまの息子さんは、ピアノを習い始めた時期が私と同じくらいですね!
(私は5歳を過ぎてから習い始めました)
というか、聴音まですでにやってるんですか!びっくり!
私は絶対音感はあるけど音痴です
音程を取りづらい理由が、もし医学的な理由だとしたら私にはわかりません。
私の個人的な意見ですが、
子供は楽しく歌っていたら自然と耳も頭も慣れていって音程が取れるようになるはずなので、まだそんなに焦らなくても良いのではないかと思います。
私が子供のころは、音程を間違っても恥ずかしがらずに歌ってた気がします。
歌は楽しんでなんぼなので!笑
今は音程が外れるってことはありませんが、歌っているうちにちょっとずつ高くなったりはします。
それでも問題なくピアニストをやれているのでご安心ください😃
歌うときに自然とやっていること(言語化)
音程が取りづらい理由の一つに、
・次に歌う音を頭の中で鳴らせていない
というのがあると思います。
例えば、
「ド」から、6度高い「ラ」を歌うとしたら、
って自然と想像してから歌うと思うんですよね。
なので、音程が取りづらい人は
自分の頭で鳴らしてからその音を歌うって意識を持つと、すこしずつ音程を感じる力が成長していくと思います!
私はそうでした☺️
ただ、子供の場合は「頭でその音を鳴らしてからから歌うんだよ」ってわざわざ言わなくても歌ってるうちに自然にできちゃうんですよね。
楽譜をみると視覚的に音と音の距離がわかるので、
まずは視覚的な感覚で音程を歌っていってみてください。
自分の音の幅の感覚が間違っていたらその都度、感覚を直していけば良いです!
子供の脳はいくらでも吸収できるので、そんなに焦らず子供と一緒に考えていくと良いと思います😊
もし音程が外れていることでストレスを溜めているようなら「○○くんの好きなように歌ってみて」と伝えて、好きに楽しく歌ってもらう時間をとることも必要だと思います。
そして、音程が外れているところは、音程感覚を一つ一つ覚えてもらうような感じで直していくかなぁ。もし私が先生なら。
でも歌の楽しさから外れない程度に。
これはレッスンする先生の手腕が問われるところですね。
ピアニストになるために絶対音感は必要ないが、音程は歌えないとちょっときつい
ピアニストになるために絶対音感は特に必要ありません。
聴音の時に楽ってくらいです。
ですが、絶対音感はなくても「ラ〜ラララ〜」とか鼻歌でも良いので音程は取れた方が良いです。
ピアニストになるために、
「絶対音感」は必ずしも必要ではないけど「音程を感じる能力」は必須です!音程を感じる能力のおかげで、メロディーやハーモニーの魅力を感じることができます。
自分の声で「音と音の間」に生じるエネルギーやハモった時の色を表現できると演奏自体の魅力も増します😊
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) June 16, 2020
ピアニストになるために、
「絶対音感」は必ずしも必要ではないけど「音程を感じる能力」は必須です!
音程を感じる能力のおかげで、メロディーやハーモニーの魅力を感じることができます。
自分の声で「音と音の間」に生じるエネルギーやハモった時の色を表現できると演奏自体の魅力も増します😊
音楽の三大要素である、リズムとメロディーとハーモニーの、
「メロディー」と「ハーモニー」を感じるためには音程を感じる能力が必須です。
自分で音程をとって歌えることで、
・メロディーとしてのちょうど良いエネルギーの増減や感情の高まりを表現できる
・他の旋律に対して自分でハモって歌えることで音楽の魅力を自分自身が感じることができて、演奏にも生かされる
という利点があります。
これってクラシックをやっていく上では必須の能力なので、絶対音感はなくとも音程は取れるように徐々に直していくことをオススメします。
音程をとって自分で歌えることはピアニストとしての表現をより深めることに直結します!
ただ、まだ小学1年生とのことなのでそんなに気にしなくても良いかなと思っています。
3年生くらいまでにちょっとずつ感覚を矯正していく感じでどうでしょうか?