こんにちは、しもんです!
YouTubeをご覧になってくださった方はすでにご存知だと思うのですが、
先日ジブリ100曲の初見演奏をして時間を計測しました!
【ご報告】
ジブリ100曲の初見演奏は、
6時間かかりました!長時間放送になりましたが、
観てくださったみなさまありがとうございましたー!!スーパーチャットも超絶感謝です!
さて、23:30〜お酒飲みながらツイキャスラジオをやります。
配信活動が楽しい😊 pic.twitter.com/e2Zk6qGjc1
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) 2020年3月8日
【ご報告】
ジブリ100曲の初見演奏は、
6時間かかりました!
長時間放送になりましたが、
観てくださったみなさまありがとうございましたー!!
スーパーチャットも超絶感謝です!
さて、23:30〜お酒飲みながらツイキャスラジオをやります。
配信活動が楽しい😊
途中にトイレ休憩やおやつ休憩を挟んだのですが、
ちょうど6時間くらいで終わりました!
今日は100曲を初見で完奏してみた感想を書きます。
ジブリ100曲の初見演奏【感想】
軽い気持ちで始めた
そもそも最初から企画として考えてたわけではなく、
という軽いノリでした。
しかし、100曲というのはなかなかインパクトがある数字なので、
配信の直前に、
と思い立ってそのままの勢いでやっちゃったんですね。笑
意外といけるかと思いきや…
ジブリ100曲の楽譜は1曲1曲はそこまで長くないので割とスラスラ行けました!
途中で初見が難しいのが出てきたり、
譜めくりや、ダル・セーニョ&セーニョの位置に戸惑ったりしましたが、
楽しく弾いてたんですよね。
しかし!!
100曲を初見で弾くとなると体と目に半端ない負担がかかります。
今回のジブリの楽譜は初見しやすかったのでまだ楽でしたが、
✔︎常に楽譜やコメントを凝視
✔︎初見だと、楽譜を読むためにどうしても前傾姿勢になりすぎてしまう(首を前へ出してしまう)
✔︎体の使い方は犠牲にして、音色を作ったり音楽を前に進める技術を駆使
これを長時間続けたため、少しずつ疲労が溜まっていきました。
特に3つ目!
✔︎体の使い方は犠牲にして、音色を作ったり音楽を前に進める技術を駆使
について解説します。
初見演奏で、音色を作ったり音楽を前に進める技術について
![](https://sanoshimon.com/wp-content/uploads/2020/03/lorenzo-spoleti-MlhJNEUQpBs-unsplash-300x200.jpg)
初見演奏ではなく普通に譜読みする場合は、
体への配慮を十分に行います。
具体的には、
・腰や脚に無駄な力が入ってないか
・打鍵から離鍵までの指の感覚を意識
・手首や前腕の支えとエネルギーの開放
など、
これらのことに意識を向けながらゆっくりなテンポで声部を分けて練習していきます。
しかし初見演奏ではそんなことはやってられません。
特に今回の場合は、
聴いている人に音楽として聴かせることが目的なので、
体の使い方を多少犠牲にしてでも、
・音色を作って弾くこと
・音楽を前に進めること
が必要になります。
音色を作る
音色を作るためには次に起こることを予め知っておく、もしくは予測しておくことが必要です。
音色を作るためには、
『弾く前に頭で音を鳴らして、弾いた音を聴く』
ことが必要になるのですが、
初見のときはこれを超高速…というかほぼ無意識でやってるんですよね。
無意識でできるレベルになるまで今まで積み重ねてきたということです。
もちろん音色の深さは初見レベルなのでちゃんと練習した曲と比べたら大したことはありません。
しかしそれでも、深くはないけど音色は存在していたはずです。
そのため、
「ただ音を鳴らすだけではない演奏」に聞こえたと思います。
音楽を前に進める
音楽を前に進めるためには、
初見で弾けないところでいちいち止まってたら前には進めません。
ある程度テキトウに弾くのです。
特に左手。
左手はバスの音さえあっていればなんとかなります。
逆にバスのラインが適当になってしまうとハーモニーの流れがわからなくなってしまうので、音楽の流れもよくわからなくなってしまいます。
・右手のメロディーと左手のバス
これを弾いておけば実はなんとかなるのです。初見の場合は。
私は今回、
かなりの確率で左手の1拍目のバス以外の音を適当に弾いています。笑
楽譜を持っている人は確かめてみてください☺️
初見では体への負担はある程度しょうがない & 注意事項
初見の場合は、ある程度は体への負担がかかります。
音色や音楽を一瞬で作るために、
無駄な力や過剰な動きが入ってしまうんですよね。
しかし、それを繰り返していると必ず故障に繋がります。
ですので、
今回の100曲初見はどうかアマチュアの方は真似しないでください。
「自分にどれだけの疲労が溜まったらまずいのか」
を知っているプロだからこそできるのです。
私の場合、
普段は体に少しでも違和感を感じたらすぐに練習をやめて休憩します。
そして体の使い方にフォーカスしてゆっくり練習します。
(音楽のことを感じながら体のことまで意識できるテンポで弾きます)
まとめ:初見で遊ぶときは用法容量を守って正しく遊びましょう
初見の場合は、適当に弾く能力が必要です。
音1つ1つを全部弾こうとしても無理があります。
しかし適当に弾いて成り立つのはジブリだったから、とも言えます。
クラシック音楽の場合は1つ1つの音にもっと大切な意味があるので、
適当に弾くことに慣れてしまうとクラシックの大切なものが抜け落ちてしまいます。
なので、初見で遊ぶのは良いですが、
遊んだあとは楽譜を音楽的に読んで、表現を深めていきましょう!
最後に、
改めて6時間という長時間放送にお付き合いくださったみなさま、
ありがとうございました!!
・イイネ
・コメント
・たくさんのスーパーチャット(5万円超え!)
本当に感謝です!
そして100曲をカウントしてくださったJINGERさん、Tomoさん、
さらに、
YouTubeのコメント欄に曲の目次を書いてくださった柚月さん、
本当にありがとうございました!