こんにちは、しもんです!
今日はマシュマロの質問に答えます。
私がやっているレガートは2種類あります。
・【指のレガート】指で前の音と次の音を混ぜ合わせてから次の音になる瞬間まで聴く
・【ペダルのレガート】指は離すがペダルの響きで繋げていく
ですが、根本は同じです。
それは、
✔︎耳を使う
ということ。
体の使い方は耳を使ったことによって自然に変わるものです。
体の使い方だけ変えてもある程度は表現できますが、その先にあるレガートの本質に近づくことはできません。
というわけで、速い箇所をレガートで弾く手順はこちらです。
①ゆっくり練習して「エネルギーが繋がっていく音の響き」をインプット
②その音の感覚を耳(頭)に残したまま、だんだん速くしていく
③耳を使って自分の音を聴くことで実際に指では完璧に繋げられなくても、響きがちゃんと繋がって聞こえるようになる
こういう手順になります。 pic.twitter.com/72yBRMeOXs
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) June 27, 2020
①ゆっくり練習して「エネルギーが繋がっていく音の響き」をインプット
②その音の感覚を耳(頭)に残したまま、だんだん速くしていく
③耳を使って自分の音を聴くことで実際に指では完璧に繋げられなくても、響きがちゃんと繋がって聞こえるようになる
どんなに速いテンポで弾くとしても、まずはゆっくり練習してその響きに耳と頭を慣れさせることが大切です!
「繋がった響き」に慣れていきましょう。
ゆっくりと練習して頭と耳に響きを覚えさせるのです。
そうすると、だんだんと速いテンポでも音と音の間を聴くことができるようになります!
今日は一瞬で書き終わりましたが、かなり重要なことを書きました。
いきなり速くしようとしても耳と頭がレガートの感覚に慣れていないので、レガートを表現できなくて当然です。
ゆっくりの練習を積み重ねてレガートの感覚を得てしまえば、多少指が繋がっていなくても響きが繋がっているように表現することが可能になります!