こんにちは、しもんです!
皆さん、クラシックにおいて短い音や速い音をどうやって感じていますか?
『16分音符』は単なる『短い音・速い音』ではありません。
16分音符のような”短い”とされる音にも音と音の間に『命』があります。
命を感じるための一つの方法として、16分音符を32分音符2つとして感じるくらいゆっくり弾いてみてください。
音価(音の長さ)を表現するために有効な練習方法です😊
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) July 22, 2020
『16分音符』は単なる『短い音・速い音』ではありません。
16分音符のような”短い”とされる音にも音と音の間に『命』があります。
命を感じるための一つの方法として、16分音符を32分音符2つとして感じるくらいゆっくり弾いてみてください。
音価(音の長さ)を表現するために有効な練習方法です😊
今日の記事では音色などの深い表現に入る前の段階の話をします。
ここがめちゃくちゃ大事です。
短い音符(16分音符など)の感じ方
短い音符も長い音符と同じで『命』を持っています。
音と音の間を感じていくのです。
仮に、短い音を顕微鏡で拡大したらどんなに短い音でもそこには『長さ』が存在しますよね。
そこには空間と時間が絶対に存在するのです。
例え:リレーのバトンパス
リレーをする時って30mのテイクオーバーゾーンの中で走者から走者へバトンパスしますよね。
その走者が音符です。
前の走者から次の走者へ手渡しでちゃんとバトンをパスできると気持ちよく走れます。
音符から音符も一緒です。
音符から音符へ一瞬で移動するのではなく、その間には時間と空間があります。
その時間と空間を感じるのがメロディーの感じ方の基本です。
そしてこの感じ方は16分音符だろうが32分音符だろうが変わりません。
これをわかっていないピアニストは多いです。
16分音符などの短い音符を「声」として表現できていない人が多いのです。
【やってみよう!】
16分音符を32分音符2つで感じられるくらいゆっくり練習してみてください!
この練習をすることで、短い音符にはそれ相応の「長さ」があることがわかると思います!