情報発信

クラシック音楽家がSNSを本気で運用することを邪道だと思っている件について

先日下記のツイートをしたら、コメントや引用リツイートが良い感じで盛り上がったので、今日はいただいた意見に対する私の意見を書きます!

SNSをうまく活用したいあなたに送る記事です。
3,000字程度なので3分くらいで読めます。

結論を先に言うと、

気の合わない人は無視して、
自分を認めてくれる相手にGIVEし続けましょう!

これに尽きる。

私のツイートはこちら。

ブログやTwitter、YouTubeなどを本気で運用することを邪道だと思っている音楽家がたくさんいる印象を受ける。

私の場合、

✔︎過去
時間の切り売りで、
時間もお金もなく絶望してた。

✔︎現在
資産となる労働をすることで、
少しずつ時間とお金の余裕が出てきた。

→行動で未来は徐々に良くなる。

なぜSNSを本気で運用することがよくないと思われるのか

理由はいくつかあると思います。

・受け取る側の視点だと…

✔︎オフラインの繋がりやリアルで稼ぐことのみが正義だと勘違いしている

✔︎上の考え方があるためにネットを使ってビジネスをする人を見下している

✔︎「ネットでビジネス」っていう響きだけで悪いものだと思ってしまう

✔︎自分は今までの慣例に従ってきたのに、それに対して意見を言われるのが腹立つ

✔︎黙って我慢して行動するのが美だと勘違いしている(『沈黙は金』を歪曲している)

投稿者の視点だと…

✔︎意見を言うことで嫌われるのが怖い

✔︎ちゃんとリアルで実績がある人じゃないとやっちゃいけないと勘違いしている

ここら辺かなぁと思います。

Twitterのコメントでも、こういう意見がありました。

言葉の選び方は大事だが、自分の意見は言わないと自分の世界がゆがむ

上の榎本さんのツイートをもう一度書きます。

うーむ…「不用意なことを発言して敵を作るリスクを負う必要は無い」という意見はありましたね。
考えの合わない音楽家や聴衆が離れていったり、
先輩音楽家から生意気だと思われて仕事が貰えなくなったり、等。
前者は先日僕も経験しましたし…(笑)

私の意見(榎本さんに対する意見ではなく、全員に対しての意見です)

私の経験上、

考えの合わない音楽家や聴衆が離れていくことで新しい人たちが集まってきてくれるので結果的に全く問題ありません。

これは離れていく人をないがしろにしているわけじゃなく、
遅かれ早かれ価値観の合わない人は離れていくので仕方のないことなので、
気にするだけ無駄だということです。

離れていった理由があなたの意見そのものではなくあなたの言葉遣いだった場合は気をつけたほうが良いけど。

演奏や音楽家自身に価値があると感じてお金を払ってくれるのは、
考えが合わない音楽家や聴衆ではないし先輩の音楽家ではないですよね?
ということは、どこにフォーカスすべきかわかるはず。

仕事をくれる人との繋がりは確かに大切かもしれないけど、
自分のことを好きになってくれる人を自分で増やす活動をするほうが将来的に大きな資産になるのは間違いありません。

その先輩音楽家はこちらの人生の面倒を見てくれるわけじゃない。
その人に責任なんてないからです。

合わない人は遅かれ早かれ離れるわけだから、早めに関係が切れるのは良いことだと思う。
そうすれば新しい人が入るスペースができる。

考えが合う人と仕事をした方が絶対に楽しいですよね。

我慢して仕事をもらって…という生き方をする人を否定しないけど、
それをこちらに強制してくるような人間とは関係を持ちたくない。

何かを伝える時の言葉選びはとても重要ですが、
意見を言わずに他人の望むような人生を送っても良いことは何1つないと思う。

 

SNSにおいて私が感じる違和感

SNSで意見や情報発信をする人を邪険に扱うような人もSNSは利用してますよね。
その使い方は人それぞれの自由でいい。

でも、そう言う人たちも演奏会の宣伝とかをしてるんだけど、
私はここである違和感を感じるんです。

普段、
あなたが使っているSNSにおいて自分の人間的価値や、価値のある情報を提供していないのに、演奏の時だけ宣伝だけしても他人の興味を引くと思いますか?

無理ですよね。

普段から相手にGIVEしていない人は信用が貯まっていないので、

演奏会の宣伝をしたところでそれを見た人たちからGIVEされることなんてまずありません。

まずはこちらから相手に与える。

これをやっている人とやっていない人では、立ってる土俵が違います。

他人に与えることを常に考えている人と、
他人から与えられることしか考えてない人、

あなたはどちらに魅力を感じますか?

嫉妬の感情はプラスになる

ネットでの情報発信や、個人としての価値を惜しみなく提供する人を嫉妬する気持ちはわかります。

でも、嫉妬の感情は憧れの感情の裏返しです。
自分が行動し始めたらその価値観は変わります。

嫉妬のエネルギーを行動するエネルギーに変えると人生がより豊かになります。

また、
「ラクに稼ぎやがって」とか思っている人がいたらそれは半分正解、半分間違いです。

労働集約型の働き方って
最初は本当に大変だし1円にもならないんですよ。
でも、やればやるほどラクになっていくというのが事実です。

結論:嫉妬は無視して日々淡々と鬼作業。

上記のことを言ってもSNSを本気で運用している人たちをよく思ってない方々には届かないので、

私から言えることは

「情報発信者(誰かにGIVEすることに喜びを感じる人)は、
これからも怖がらずに発信していこう!」

ということです。

自分の意見を言って誰かが離れていくならそのままにしておきましょう。

人間の感情なんて空(そら)のようなものです。

例えば、
晴れてた空が曇って雨が降ってきたとしても
誰も「空に裏切られた!」とは思わないですよね。

人間は雲と一緒です。

人間を雲だと思えば、ずっと一緒にいることがほぼ不可能なことがわかると思います。

だから、たまたま同じ場所で同じ時間に合っている今が貴重なんですよね。

離れてたり消えたりするのが当たり前だと思えると、
人間関係で悩まされることも少なくなります。

 

そして恐らく、
情報発信者のあなたは他人に嫌われるのを怖がって一歩踏み出せなかったり、
踏み出したけど他人からの反応をみて尻込みしていると思いますが、

突き抜けてしまうほど作業して日々改善していれば他人から何を言われても気にならなくなります。
(言われた内容によっては対応しないといけないこともあるけど。)

 

あなたが発信すること(文章でも動画でも音声でも)に価値を見出してくれる人を増やしていく
これが大切。

実績は確かに重要だけど、
実績なんてなくても他人のためになることは発信できるし、
その日やった努力を書くだけでも応援してくれる人が増えます。

 

離れていく人がいるということは、
自分の価値観を認めてくれる人たちが残っていく、
そして認めてくれる人たちが新しく入ってくる、

ということです。

言葉選びには気をつけつつも、
怖がらずに自分を提供していきましょう!!

何もしなかったら誰にも届きません。

何か行動をしたら、誰かには届きます。

この積み重ねによる差は果てしなく大きい。