ピアノ練習法

メトロノームを使った練習の仕方

こんにちは、しもんです!

このような質問が届きました!

速いパッセージや弾けない部分など、
むちゃくちゃゆっくりのテンポでメトロノームに合わせて、1や2ずつなど少しずつt年歩を上げていくという練習方法がありますが、
そういった練習をされますか?

メトロノームを使った練習の仕方

上記のように少しずつメトロノームのテンポを上げて練習する方法が割とやっている人が多いですよね。

私もやる時があります。

私はスマホのメトロノームアプリを使っていてメモリが1ずつ変えられるので、
3くらいずつ上げていく練習をします。

しかし、目的が少し違います。

速く弾けるようになるために使うというよりは、
自分のリズム感を矯正するために使っています。

メトロノームを使うときにも横の流れを意識して音楽を前に進めて行かないといけないのですが、
メトロノームを無意識に使いすぎると縦の意識ばかりが残って、横の流れの意識がなくなってしまう危険性があります。

メトロノームを使うときの注意点

クラシックでは、
速いパッセージや弾くのが難しい箇所も全ては
「歌えるテンポで弾く」
「実際に歌ってるのと同じように弾く」

ということが大切なので、

“指の運動” のみたいな感じで弾いてしまうと歌にならないのため、音楽的な演奏にはなりません。

メトロノームの使い方を間違えると、縦割りのリズムだけが強調される演奏になってしまう危険性があります。

音楽は前に前に進んでいるので、その時間を途切らせてしまうように拍を感じてしまうと音楽の流れが悪くなります。

なので、メトロノームを使う時は縦の拍を感じながらも横の流れを常に意識してください。

私は逆に縦の拍を感じる能力が足りなくなる時があるので矯正するためにつかいます。

 

使い方は人それぞれで良いのですが、
横に流れていっている中で縦の拍を捉える、というのがクラシック的に正しいリズムの捉え方です。