エッセイ

【昔のこと】フリー雀荘で会った、夢を追いかける人を見下す人

こんにちは、しもんです!

ネピクラが終わってからリアル麻雀が打ちたくて仕方ない私ですが、ふと大学時代に通っていたフリー雀荘を思い出しました。

フリー雀荘で会った、夢を追いかける人を見下す人

僕はその時まだ大学院生だったと思う。

とにかく麻雀が好きで週6で雀荘に行っていた時期があった。
平日の昼間から雀荘に行くことも多々ありました。笑

当時、その雀荘の店長と同卓した時の話。

店長「佐野くんは何をやってる人なの?😃」

しもん「ピアノやってます」

店長「へぇ〜音楽かじってるんだ。これから頑張っていく感じ?」

しもん「いや…(麻雀に集中していたこともあって沈黙)」

同卓していた他のスタッフさん「いや、、佐野くんは芸大の大学院で、もうすでにプロ…なんだよね?」

しもん「あ、そうです。ピアノでお金稼いでます☺️」

店長「あ…そうなの(不服そう)」

同卓者全員「…(しばしの沈黙)」

店長「芸大って東京学芸大ではなく?」

しもん「東京芸術大学です。学芸大と東京芸大はみなさんよく勘違いしますよね😊」

店長の「音楽かじってるんだ」の発言からは、「夢なんて叶うはずないのに馬鹿だなぁ。昼間から麻雀やってたらそりゃ夢なんて叶うはずないよw」と見下す気持ちが感じられました。

私はほんのちょっとだけイラっとしかけたけど、麻雀に集中していたし特に気にしませんでした。

でも、同卓者が店長に教えてくれたのでスカッとした。

しかも、学芸大という “切り札” で揺さぶりをかけてきた店長に、東京藝術大学という “紋所” まで見せつけて店長を精神的にボコボコにした。笑

その日から、店長の僕に対する接し方が変わりました。
それまで全く感じられなかった “尊敬” が感じられるようになった。

 

他人が進んでいる道を小馬鹿にする人間って、その人自身が夢を諦めた過去を持っていることが多いです。

本当に自分がやりたかったことを諦めた人の中には、相手を見下すことで自分の優位性を保とうとする人が少なからずいます。

見下してくる人は無視しましょう。

夢を追いかけている状態だとしても、好きなことをやり続けているあなたは尊いです。

もちろん夢を諦めて生きるために仕事をしている人もそれはそれで良いと思います。
でも、だからと言って夢を追いかけている人を見下して良いはずはありません。

あなたが諦めたことをやっているのだから尊敬すべきです。

もし見下すエネルギーがあるなら、もう一度夢を追いかけるためにエネルギーを使った方がいい。

行動していない人間に他人を見下す権利なんてないのだ。

 

僕を見下そうとしてきた店長は数年前に雀荘をやめたけど、今は何をしているんだろう。