意見

【日記】YouTubeの影響力はすごいと思った話(すごいからこそ注意も必要)

こんにちは、しもんです!

今日初めてレッスンを受けに来てくださった方がいらっしゃるのですが、私のYouTubeをみてレッスン依頼をしてくれたそうです😊

実はここ2年くらいで『YouTubeをみて自宅にレッスンを受けに来た方』は20人を超えます。

出張レッスンとかではなく、私の家にわざわざレッスンを受けに来てくださった方が20人以上いるんです。これって結構すごいことだと思いませんか?

ちなみに、東京でのレッスンやオンラインなどを含めると100人以上新規でレッスンしています。

YouTubeの影響力はすごいと思った話

YouTubeをやっていくことで私の演奏やレッスン動画を見てくださった方がレッスンを受けに来てくれる。

この影響力って私が想像していた以上のものがあります。

レッスンを受けたいと言ってくださる人もたくさんいるのですが、実際に行動に移してくださる方がめちゃくちゃ多いのです。

だから、ピアノの演奏家や先生たちはネットを使わない手はないと思います。

でも選ぶ側は大変

今は本当に発信者(ネットでピアノを教える人たち)が玉石混交です。

実際に、完全に間違ったことを教えているピアノ系YouTuberもいます。

私はそれはそれで良いと思っています。
発信すること自体は良いことだから。

でも、選ぶ側に能力が足りないことが多いので紛い物でも信じてしまう危険性があるのです。

選ぶ側は本当に気をつけて欲しい。

でも私ができることは私の音楽を伝えていくことだけだと思っています。

 

公の場で紛い物を名指しして「紛い物だ!」と言えるほど、クラシック業界はまだ成熟していないのです。
(以前は私もさんざん言ってきましたが、今はあえて言っていません)

誰かを批評している人には注意

一つだけ紛い物を見分けるヒントとなることを書きます。

紛い物は、言葉で伝えていることを自分の演奏で表現することができないので、他人の名前を出したり他人を批評したりして権威性を出そうとします。

その時に、他人を批評していても自分の演奏で表現できている人であれば良いのですが、

批評するだけで、演奏で表現できていない人は信頼に値しません。

もちろん、その人を応援したいのであれば是非とも応援してあげてほしいのですが、
演奏で表現できていない人の言葉って信用できますか?

 

私は、とあるYouTuberのとあるコメントをみて、

しもん
しもん
え!自分の演奏で音楽を表現できてないのになんで他人の批評してるの?!

って思いました。

その批評は『一個人の感想』を超えていたんですよね。

『感想』ではなく『批評』をするなら、批評する相手よりもレベルが上、少なくとも対等なレベルにいないといけないはずです。

 

でもその人は自分で音楽を表現できていないのに、さも自分が表現できているかのようにコメントしていたのでイラッときてしまいました。笑

今はまだ視聴者さんは騙せても、いずれクラシック界が成長して成熟してきたらメッキが剥がれてしまうと思う。

YouTubeで他人に教えようとしているから自分を大きく見せてしまうのかもしれないけど、残念ながらその人は他人にピアノを教えるレベルに達していないのです。

 

実は初心者に物事を教える人こそ、音楽的なレベルが高くあることが理想です。
初心者のうちから音楽の本質を知っていた方がいい。

初心者に教えるからと言って、間違ったことを適当に教えていたらダメなのです。

クラシック音楽を教えるにあたって難しいのは、

・先生が表面のことだけ教えて本質を教えられないと、生徒にとって害になってしまう

これです。

YouTubeでは表面のことだけ教えている人たちがたくさんいるので、誰を選ぶかは本当に本当に気をつけて欲しいと心から思っています。