こんにちは、しもんです!
皆さんは「理想の演奏がどんな演奏か」を考えたことはありますか?
これは答えがあるわけではありません。
人それぞれが自分の中で作り上げて目指していけば良いと思います。
しかし、私はひとつの理想があります。
それは、(あえて次元を落として言うと)
✔︎ ピアノを弾いている以上のことを表現できている演奏
です。
これは言ってしまえば当たり前なのですが、
ピアノを弾く人はみんなピアニスト(演奏家)と言います。
そして、音楽を表現できる人はミュージシャン(音楽家)です。
そして、音楽を通して社会や周りの人に影響を与えられる人がアーティスト(芸術家)です。
言葉だけのことで言うなら、ピアノを弾くだけでピアニストなのですからまずはみんな「音楽家」を目指すべきですよね。
音楽家ってもはや「ピアノが弾けてすごい」とかそういう次元じゃないのです。
ピアノが弾けるのは当たり前でその上のことを表現できているのが音楽家です。
(ちなみに、ピアノをうまく弾けてなくても音楽家の人はいますが、これはまた別の話。)
私がひとつの理想としているのは、
✔︎音楽を表現できる人間が聴覚のその先を表現することです
本当に素晴らしい演奏って「ピアノを弾いている」と思わせないんですよね😊
超一流の演奏は、
「時間と空間に音楽が満ちている」と思わせる、もしくは「音楽を超えたなにか」を感じさせます。昔、ネルセシアン先生がピアノを弾いたときにその場に映像が浮かび上がってきたのは衝撃的な体験だった!
— 佐野 主聞 / しもん (@Shimon_Sano) December 5, 2020
本当に素晴らしい演奏って「ピアノを弾いている」と思わせないんですよね😊
超一流の演奏は、
「時間と空間に音楽が満ちている」と思わせる、もしくは「音楽を超えたなにか」を感じさせます。
昔、ネルセシアン先生がピアノを弾いたときにその場に映像が浮かび上がってきたのは衝撃的な体験だった!
具体的に大切なのは、
・演奏家が情熱と愛を持って音楽を時間と空間に満たしていること
です。
この感覚があると自然に聴いている人に音楽が作用して、音楽の不思議な体験をさせてくれます。
うまい人って、「ピアノを弾いてるなぁ」と思わせないんです。
これはもう本物を経験してもらうしかないので言葉ではこれ以上言えないのですが、
とにかく良いものに触れてください。
音楽以外にもたくさんの良いものに触れてください。
それが芸術の糧となります!