こんにちは、しもんです!
今朝、心理学の本を読んでいてふと思ったことがあります。
自分はピアノのことだけじゃなくて、脳科学や心理学など勉強してきたことをフルに使ってレッスンしているけど、世の中の先生方のレッスン(自分が受けてきたレッスンを含む)ってピアノのことだけ教えることがほとんどだよな。
と。
多角的な視点でレッスンできる人材って実はものすごく少ないのではないかと思ったのです。
これはもちろん、ピアノのことだけを教える先生を否定しているわけではありません。
全ての先生は唯一無二の存在だと思います。
ただ、先生側の知識や経験が足りないことによって生徒の問題解決ができていないことが多々あるなと思いました。
詳しくは明日投稿する別の内容の記事に書きますが、
クラシック業界の人たちって「完璧主義・根性論・マウンティング」をする人がものすごく多いのです。(これはどの業界でも、一部の人はそうだと思います。)
「完璧主義・根性論・マウンティング」はたった一つのことを「狭く・深く」やっている人に多い気がします。
芸術以外にもいろいろなことを勉強したり沢山の本を読んでいると、他人を理解できたり問題解決できたりしてレッスンの厚みが増します。
色々な知識や体験がまた芸術に繋がっていくのです。
Twitterで生徒に対する愚痴を言っている先生を見るたびに「先生側に問題があるなぁ…」と思っています。
ちなみにこれはお互いがピュアに音楽のことを追求している場合の話です。
どちらかに変な下心などがあったら、何をやっても害になります。
(年上の男性の生徒さんが年下の女性の先生に見せる下心など。下心があったら、先生がいくら誠意を持ってレッスンしても無意味です。)
とりあえず、先生方は自分の興味のあることを(音楽と全く関係のないものでも)どんどん勉強&体験してみてください!
それが必ずピアノや芸術とつながる時がきます。
例えば、「ビリヤードの球を真っ直ぐ突くスキルがあると球の軌道が安定する。ピアノでもの鍵盤の端っこに近いところではなく真ん中をタッチすると、芯を掴むイメージがしやすいなぁ」など。
どんなことでもピアノや他のことにつなげることが可能です。
そして、色々な人の意見や考え方を理解できるようになります。