趣味

初めての麻雀!

( LINEにて )
弟「今から友達を連れて帰って家で麻雀をするかも。」

兄「いいよー!麻雀マットは持ってきてね。」

…と言うことで、佐野家に初めて牌の音が響くことになりました。

弟の友達の内、3人が麻雀初体験だったので兄である私が後ろに座って教えることに。

ピアニストで麻雀をやる人は少ないのですが、大学時代は週に3回はフリー雀荘に行ってました。多いときは週6で。笑

ですが、
麻雀と、麻雀を通して知り合った方々がいなかったら今の自分はない、と確信しています。

実は、リハーサルの会場に行く交通費もなかった大学院・社会人時代の一時期には、

麻雀で知り合った方々が心配してくださって、お米などの食料からインスタント食品他、色々なものを送って援助してくださったのです。
そして、今でも遠いところからリサイタルに来てくださる方がいらっしゃいます。
本当に不思議な出会いでしたが、生活が辛かった時に支えてくださった恩は生涯忘れません。

さて、
弟にとっての初めての麻雀。
家で打つので手積みです。

山を作ることから苦労していて、自分が麻雀を始めた頃を思い出して終始ニヤニヤしていました。笑


弟の後ろに座って手順などを説明しましたが、麻雀を教えるにあたって一番伝えたいことは、


【精一杯、努力と工夫をしたのなら、自分の選択に後悔しない。】

これ一つのみ!

「麻雀というのは、4人で作り上げる芸術だ!」

というのが私の信条なのですが、

麻雀は点棒だけを見ると最終的に勝つのは一人だけ。

どんなに努力や工夫をしても、自分の思い通りにいかないことの方が圧倒的に多いのです。
そこで勝つことに固執しすぎると、人間の汚い部分が出てきて、一緒に麻雀を打ってくれている他の3人に対する尊敬や感謝の念が失われてしまいます。
それは、人間として美しくない。
もちろん「汚い部分」も人間の一部なので面白いけれど。

人間の醜いところが簡単に出てきてしまうギャンブルで、出来る限り自分をコントロールして美しく打つ。

それが、周りの人にも影響を与えて、とても有意義な楽しい時間と空間を作り上げるのではないかと思っています。

フリー雀荘に行くときは周りがどんなにマナー悪く打っていても、自分はマナー良く打ち続けていると、
自分が勝っても負けても、相手から「楽しかったよ。また打ちましょう。」と言われて嬉しい気持ちになります。

さて、麻雀の話をしていたらまた打ちたくなったので、

今度GWに東京に行く時に、音楽関係者だけを集めた麻雀大会を企画することにしました!


初の試みですが、メンツさえ集まればかなり面白いことになりそうです。

※追記
麻雀大会は無事に開催されました!ご参加ありがとうございました!