こんにちは、しもんです!
新型コロナウイルスの影響で演奏家の皆さんは本番がなくなったと思いますが、
本番の感覚って薄れさせたくないですよね。
そんな中で家での練習の環境ってすごく大切だと思っています。
もちろん想像力で補えることも沢山ありますが、私は本番のたびに自分のイマジネーションの足りなさを実感することが多いです。
(主にフルコンのピアノの響かせ方の点において)
フルコンを家における人など限られるので響きに関しては本当にイマジネーションが大切になってきますが、その他の環境はできる限り家で作っていきたいですよね。
※一番大切なのは音楽作りです。
今日書くことは本番の緊張感を得るための対策です。
ピアノの本番に環境を近づけて練習する
自宅とホール(本番の会場)の違いはなんでしょうか?
ホールの場合は、
・天井の高さ
・ピアノ
・反響
・照明
etc.
これらが違うと思いますが、家でできるのって照明を変えることくらいですよね。
実は私が東京に住んでいた時は、ピアノを弾く自分の上に電球があったので夜はその電球だけつけて”本番感”を味わって練習していました。
やはり日中や電気を全てつけている時よりも集中できる感じがありました。
今の家ではそういう照明がないのですが、この前買ったリングライトを使うことでちょっと本番に似た感覚を味わえました。
これ、
部屋の電気は真っ暗にしてリングライトだけつけてる状態なんですが、ホールでの演奏の本番のように『自分に光が照らされてる感覚』の中で弾く良い練習になりそう!
(白だけじゃなくて黄色い光にもできる) pic.twitter.com/fKp5Gn48n1— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) 2020年5月10日
これだとリングライトの威圧感が強すぎるので逆に集中できない人もいるかもしれませんが、私は久しぶりに本番感がある中で練習できて楽しかったです!
やっぱり上からのライトで熱さも感じられたらなお良いですね!
ちなみにリングライトはこちらを使っています。
YouTube撮影や生放送では照明でかなり変わります。
↓照明なし
↓照明あり
サイズは大きいですが、本当に価値のある買い物をしたと思いました。
その他の本番の感覚は?
例えば、緊張で手がカサカサになって鍵盤が滑る人はベビーパウダーを使ってサラサラした手にして練習するとか、
逆に汗をかきすぎて鍵盤が滑る人はハンドクリームなどであえて滑る状態で練習したりすることもできます。
(それで練習したあとは、ちゃんと水で濡らして固く絞った布巾で拭きましょう)
あと、私が昔読んだ音楽雑誌に載っていた方法だと、
目に入るくらい汗をかく人は顔や頭に水をかけた状態で練習すると言ってました。
当時その記事を読んだ時は
と思っていましたが、緊張との向き合い方はとても大事です。
もし緊張したときに起こる体の変化を知っているのなら本番の前からその環境を擬似体験しておくのは悪いことじゃないと思います😊
まとめ
本番がちゃんとあった時でさえ、ホールごとに新しい発見や反省がありました。
今、完全に本番がなくなって明らかに感覚が鈍っている気がしています。
そんな中でも”本番感”を感じながら練習したいですよね!
ちなみに、
このブログでは何回か言っていますが、
録音したり撮影したりする練習はとても有効です。
ぜひやってみてください!