こんにちは、しもんです!
先日ショパン国際ピアノコンクールについてこんな意見を投稿しました。
【ショパン国際ピアノコンクールの感想について】
「ショパコンの演奏についてしもんさんの感想を知りたい」というコメントをいただくのですが、
私は自分自身が国際コンクールに出場した経験から、コンクール期間中は演奏に対する感想や評価は言わないようにしています。
(1/3)
— 佐野 主聞 / Shimon (@Shimon_Sano) July 21, 2021
【ショパン国際ピアノコンクールの感想について】
「ショパコンの演奏についてしもんさんの感想を知りたい」というコメントをいただくのですが、
私は自分自身が国際コンクールに出場した経験から、コンクール期間中は演奏に対する感想や評価は言わないようにしています。
理由は、
コンクール期間中に第三者から勝手に評価されるのは腹が立つし、正直言ってほとんどの第三者からの評価は説得力がないからです。
演奏者に対して、
「ネットで評価されることに慣れろ」とか言うのは、コンクールという舞台に上がっている参加者への敬意と想像力が足りないと思う。
感想や評価を言うのは人それぞれで良いと思います。
でも、そもそも音楽における評価というのは絶対的ではない中で、音楽をわかってない人たちが演奏家たちを批評して楽しんでいるのは個人的にモヤモヤする。
なので、私自身は(特にコンクール期間中は)何も言わないことにしています😊
この意見自体に関してはまた後日詳しく書きますが、
一般的なこととして『人の立場によって行動の意味合いが変わる』ということがありますよね。
立場によって発言や行動の意味は変わることがある
例えば、私がTwitterでフォロワーさんの投稿に「いいね」を押したとしてもそこまでの影響力はありません。
でも、超人気の有名人だったり一国の首相だったりが「いいね」を押したらどうでしょうか?
いいねを押すだけで多大なる影響力が及んでしまうことは容易に想像できると思います。
それと同じで、ショパン国際ピアノコンクールについて、私がTwitterのメインアカウントやYouTubeで発言してしまうと多少なりとも影響力があるわけです。
ちなみに私の意見としては、参加者じゃない人間の批評なんてマジで要らないと思っています。
参加できるようなレベルや立場じゃない人間がコンクールの土俵に上がっている参加者たちの批評なんてすべきではないと思うのです。(一般的の人による感想は全く問題ないと思います)
しかし、今の私のような立場の人間が感想を言ったり批評をするのは、過去に国際コンクールに出場していた私自身の経験からしてとても嫌なので、私自身はやらないようにしています。
※感想を言ったり批評をしている人たちを否定しているわけではありません
批評家になるのは自分が主人公であることを諦めるのと同じ
私はピアニストです。
ピアニストでありたいなら、自分のピアニストとしての人生の主人公になるべきだと思っています。
他人を批判するというのは、その批判された相手が主人公であることを認めてしまう行為です。
批判している暇があったら、その時間と労力で『自分が主人公の物語』を進めた方がいい。
あと個人的には、
もし批評したいなら、最低でもコンクール参加者と同じかそれ以上の音楽的な能力を持っていてほしい。
表現する能力のない人や音楽をわかってない人が好き勝手に批評していたら、さすがに癪に障るんですよね。
今日はちょっとネガティブなことを書いてしまいましたが、立場によって行動の意味合いは変わるので私自身、Twitterのメインアカウントでの発言には気をつけています。