こんにちは、しもんです!
「わかる」と「できる」には天と地ほどの差がある…みたいなことはよく言われますが、「できる」ようになるためのにはその過程で苦しいこともあると思います。
「できるようにならなくて苦しい」ということは確実に存在しますが、「苦しい」のはその人の感じ方であってそれを楽しいと捉える人もいるんですよね。
「わかる」と「できる」には天と地の差があるが、その過程を分解して楽しもう!
何かを得るときは「人によっては苦しく感じるであろう何か」は存在しますが、「苦しまないとそれを得ることができない」というわけではないと私は考えています。
その人の、
・性格
・使える時間
・覚悟
などの差によって、苦しいと思うか楽しいと思うかその間か…という違いになってなってくるのです。
決して「苦しく感じないのが良い」と言っているわけではなく、大事なのは『事実と感情を分けること』だと思っています。
「苦しい」が行き過ぎると自己否定に繋がって成長を阻害することがあるので、
今自分が抱えている問題点を分解して一つずつクリアしていきましょう。
分解していくと、達成する喜びを適度に感じることができるので苦しみが楽しみに変わっていきます。
例:「音楽的に弾きたい」
例えば、「ここのフレーズを音楽的に弾きたい!」と思った時に、その問題点をいくつに分解することができるでしょうか。
音楽的に弾く=リズム・メロディー・ハーモニーを、頭と体と耳を使って表現する
ということなので、一気に全てをやるのは難しいです。
そこで、『自分ができていない部分を取り出してやる』のが効率的な練習なわけですが、それがいきなりできたら苦労しません。
まずはリズムにフォーカスして練習しましょう。
リズムが表現できない演奏に未来はありません。(←厳しいことを言いましたが、これは本当です)
リズムができたら次はメロディー、そしてハーモニーとだんだん複雑なことができるようになっていきます。
全てを統合して一気にできるのはプロレベルにならないと無理です。
(プロだとしてもちゃんと分解して練習することも多々あります)
さらに分解するには、
・ゆっくり弾く
・弾く声部を少なくする
・部分練習をもっと細かくやる
練習方法は無限にあるのですが(リズム練習とかイメージするとか)、基本的に上の3つを意識して見てください。
二声で書かれた1つのフレーズを弾くとしたら、
一声(片手)ずつ練習する
↓
一声を弾きながらもう一声を頭の中で鳴らす(歌う)
↓
できなかったらテンポをゆっくりする
↓
それでもできなかったら弾く場所をもっと限定する(2音だけ弾くとか)
↓
二声で何回か弾いてみる
↓
二声でうまく行かない部分をゆっくり練習する
↓
それでも無理ならまた声部を減らして一声で練習する
↓
二声で練習する
etc.
分解して練習して、できることを増やしてからさらに上のレベルに行くのが手順です。
問題点を分解できればできるほど、それを一つずつ達成していく喜びも増えるので、
苦しみが楽しみに変わっていきます。
そうすれば練習がどんどん楽しくなります😊
是非とも、みなさんができる範囲で良いので問題点を分解して練習してみてください!
自分が感じたことをノートにメモしておくことも大切です!
ピアノを練習するときに、
・自分が感じた問題点
・ちょっとした疑問点
・解決策になるかもしれないことなどをメモしておくと次の日に練習するときにプラスになります。自分の脳だけで覚えておくのは難しいので、もう一つ脳を作っておく感じです。
私は「ピアノート」を作って毎日メモしてます😊
— 佐野 主聞 / Shimon (@Shimon_Sano) March 14, 2021
ピアノを練習するときに、
・自分が感じた問題点
・ちょっとした疑問点
・解決策になるかもしれないこと
などをメモしておくと次の日に練習するときにプラスになります。自分の脳だけで覚えておくのは難しいので、もう一つ脳を作っておく感じです。
私は「ピアノート」を作って毎日メモしてます😊
ピアノ用のノートを作って、自分の思ったことや問題点などを明記しておくことは以前から勧めていますが、おそらくやっていない人の方が多いと思います。
メモするのとしないのとでは、レベルアップできるかできないかに雲泥の差が生じるのでマジでやった方がいいです!
その日やったことや感じたことを次の日まで覚えておけるほど、人間は賢くありません!笑
ある意味で、自分の能力を信じないでメモを頼りましょう!