こんにちは、しもんです!
まずはこちらのツイートをご覧ください。
クラシック業界って「そもそも演奏家が集客しようとしない問題」ってのがあるんですが、
演奏家として高いところに留まりたいプライドもわかるけど、泥のように営業してチケットを買ってもらってたくさんの人に聴いてもらうことの方が圧倒的に大切かもよ。
— 佐野 主聞 / しもん (@Shimon_Sano) December 9, 2020
クラシックで集客するって本当に難しいことですよね。
私も悔しい想いをし続けています。
Twitterで「コンサートやります!」と言って一瞬で完売する人たちをみていると羨ましいと思うけど、僕らはコツコツと一人一人に届ける努力をしていくしかない。
それが少しずつ大きな波になっていく。
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クラシック業界って「そもそも演奏家が集客しようとしない問題」ってのがあるんですが、
演奏家として高いところに留まりたいプライドもわかるけど、泥のように営業してチケットを買ってもらってたくさんの人に聴いてもらうことの方が圧倒的に大切かもよ。
演奏家のみなさん、集客できていますか?
演奏家が集客しようとしない問題
きっと演奏家の皆さんは、TwitterやFacebookで来てくれるかもしれない人ひとりひとりにメッセージを送るくらいはやっていると思います。
(くれぐれも一斉送信はしないようにね。コピペだとしても個別に送って相手の名前は必ず添えましょう。)
でも、チラシを実際に配ったりお店にチラシを置いてもらうように頼みに行ったり…ってあまりしていないのではないでしょうか?
もちろん、営業をするのは超絶めんどくさいですよね、わかります。
でも、まずは認知されないとどうしようもないことはみなさんもわかっているはずです。
では、届けるために何をするか。
演奏家のみなさんは何をしていますか?
ネットとリアル、どちらでも営業する
ツイートに書いた通り、私はいまだに集客で悔しい思いをし続けています。
Twitterのフォロワー8,000人超、YouTubeの登録者数12,000人超でも関係ありません。
集客は大変です。
私にもまだまだ甘い部分があります。
もっともっとドブ板営業をしていく必要があると思いつつ、やっぱり練習に時間を割きたいって気持ちの方が強くて練習してしまうんですよね。
私の経験上、演奏家は、
・練習
・営業
そもそもこの2つがある前提でコンサートを計画した方が良いと思う。
練習:営業=5:5くらいのイメージでやらないと集客できない。
演奏家は、納得できる演奏をする自信がないと営業しづらい【計画を見なおそう】
演奏家ってわりと完璧主義なタイプが多いので、練習が間に合っていない演奏会の宣伝をしたくはないですよね。
だとしたら、営業や宣伝を開始するときには自分の演奏に自信が持てるくらい前もって練習しておかないといけないのです。
ってことは、練習計画の中に「営業」を入れる必要があると思いませんか?
私はこの点を今まで勘違いしていました。
「営業・宣伝」の時間をちゃんと計算していなかったのです。
個人的には、最低でも1ヶ月前には納得いくものが出来上がっている状態にしておきたい。
そうじゃないと自信をもって宣伝ができません。
と思っても、ある程度は可能ですが気持ち的に難しい場合が多いです。
だったら練習計画を「自信を持って営業できるような計画」に考えなおす必要がありますよね。
※ここの部分に関しては、各々の演奏家の性格に寄る部分が大きいと思います。
あまり弾けなくても強引に宣伝しまくれる人も私は見てきました。
(宣伝できる、ということに関してはとても良い能力だと思います)
SNSでは常に価値のある発信をする必要がある
SNSで普段どうでも良いことを投稿している演奏家が、演奏会の宣伝をしてもマジで効果がありません。
普段から演奏動画を載せたり、価値のある投稿をしていることで演奏会をしていない時でも興味をもってくれる人が増えます。
そして、演奏会の宣伝をしたときに興味を持ってくれた人の何人かが聴きに来てくれるのです。
普段から価値のある発信をしていない演奏家はこれから生き残れません。
なぜなら、特に有益なことを発信していない演奏家たちは身内や近い関係の人だけで集客をしないといけないことになって、その人たちはすこしずつ減っていくからです。
身内で聴きに来てくれる人って「義理」ですよね。
情熱を持って「聴きにいきたい!」っていう人はほとんどいないのです。
それって悲しくないですか?
だったらネットを使って自分の認知度を上げていくべき。
そして人気になるために活動を続けるべきです。
あなたが集客することで音楽界全体にとっても良い
あなたが集客することは音楽界にとっても良いことです。
なぜなら、あなたの集客によってすこしでもクラシックに興味を持ってくれた人が他の人の演奏会にも行ってくれるかもしれないからです。
「自分は稼げているし、集客とかしなくいい。」
って思っている人って、
「自分は生きられるから森林伐採していい」みたいな考えと同じだと思う。
あなたが集客をしないとクラシックを聴く人は減少していく。あなたが集客を頑張ることでクラシックを聴く人は増えるから後の世代にも良いことがある。
どうでしょうか、すこしは集客を頑張る気持ちになりませんか?
ネットとリアルどちらも頑張っていかないと、クラシック界がどんどん縮小していって演奏家が生き残れなくなる時代が来ています。
配信時代におけるアイディア
今はコロナによってリアル演奏会が難しくなっていますよね。
とくに冬の期間は難しそうです。
そのため、配信コンサートが今はとても増えてきました。
その配信コンサートのための集客に、ネットだけではなくリアル営業を使うのはとても効果的だと思いつきました!
ネットのコンサートをネットだけで宣伝しても、営業・宣伝としては不十分です。
以前、札幌でリサイタルをやった時は近所の人にチラシをポスティングしたんですが、これかなり効果が高かったんですよね。
なので配信コンサートを届けたいときは、チラシを作って手伝ってくれる人を募ってそれぞれの場所でポスティングしてみたら良いかもしれない!今度やってみよう😊
— 佐野 主聞 / しもん (@Shimon_Sano) December 9, 2020
以前、札幌でリサイタルをやった時は近所の人にチラシをポスティングしたんですが、これかなり効果が高かったんですよね。
なので配信コンサートを届けたいときは、チラシを作って手伝ってくれる人を募ってそれぞれの場所でポスティングしてみたら良いかもしれない!今度やってみよう😊
このTwitterの投稿のコメント欄を見てほしいのですが、私の投稿に対して「手伝いたい!」と言ってくださる天使のような方々がたくさんいました。
本当にありがとうございます!
全国、または全世界にいる視聴者の方のチカラを借りて、チラシで情報を届けたらすごい集客力になると思いませんか?
ネットとリアルの融合です。
今まではリアルの演奏会を宣伝するためにネットを使ってきたわけですが、ネットの演奏会を宣伝するためにリアルを使う。
これはスタンダードになると思います。
というか、ネットもリアルも境界線が曖昧になってきているので当然といえば当然ですね😊
特に、高齢者層が今ネットに入ってきているので、その層に自分を紹介していけたら大きな波になると思いませんか?
リアルもネットもどっちも使おう!
営業にはリアルもネットもどちらも使いましょう!
特にクラシックの演奏家ってまだまだネットもリアルも使えていない印象があります。
仮にちゃんと使えているのが10だとしたら、ネット「1」、リアル「2」って感じ。
できることはたくさんあります。きっと私が思いついていない方法もたくさんあるはず。
そして、クラシックが好きなら「自分だけ良ければいい」って発想は捨てましょう。
一人一人が営業をちゃんとやっていくことで業界全体が活性化するので良いことづくしです😃
ネットで「配信コンサートやります!」と宣伝するだけで一瞬で何千枚もチケットが売れるのは、ごく一部の “時代の波に乗った状態で頑張ってきた人たち” だけです。
クラシックの人たちはそもそも波に乗り遅れているので、まずは波に乗る行動をしましょう!
今の時代において動画投稿や発信活動の波に乗らないということは、
「私はファン(応援者)を作る気がありません」と言っているのと同じです。
例え、波に乗らずに生き残れたとしてもどんどんジリ貧になります。
あなたにはファンがいるか
あなたにはファンがいますか?
胸を張って「私にはファンがいる!」と言えますか?
正直なところ、
私が発信活動を本格的に始めた4年前は「ファンがいる」なんて実感が湧きませんでした。
でも今は胸を張って「ファン(応援してくれる人)がいる!」と言えます😊
ファンはあなたの演奏はもちろんですが、あなた自身のことが好きな人です。
あなたの変化や成長にもついてきてくれる人たちのことです。
これからの時代、ファンがいないと生き残れません。
周りの目なんて気にせずに、ファンになってもらうための行動をしましょう!
生かせるものは全部生かしましょう!