日記

子供のころ、ピアニストの小林仁(こばやしひとし)先生に言われて自分が変わったアドバイス

こんにちは、しもんです!

私は小学生のころから、普段ついている先生以外にもたくさんの先生のレッスンを受けてきました。

社会人になってからも色々な先生にレッスンを受けています。

そんな中で私が小学生のときに受けたレッスンで印象的だったエピソードを話します。

子供のころ、ピアニストの小林仁先生に言われて自分が変わった言葉

こちらです。

小学生の頃に受けたレッスンでとても印象に残っているものがある。それは小林仁(ひとし)先生の特別レッスンを初めて受けたとき。

普通はまず生徒がピアノを弾いてからアドバイスするんだけど、小林先生は私が弾き始める前に、

『弦が鳴ってるの意識して響きを空間に飛ばして!』と言った。

初対面で弾く前にいきなり大声で言われたので私はかなりビビった。笑
でも「きっとこういう人なんだな」と思って、弦が鳴っている感覚で弾いたらいつもと違う世界を感じることができた。

弾き終わって小林仁先生は「いいね」と一言。
そのレッスンで、私の時間と空間に対する意識が芽生えた気がする。

ふと思い出したのでブログに綴ります。

このレッスン、本当に印象的で札幌という田舎にいる少年としては新しい先生の特別レッスンを受けるとかドキドキなわけです。

私がふだん習っている先生と小林先生は仲が良かったので2人は談笑しながらレッスン室に入ってきたのですが、私が弾き始めようとした瞬間に、

「弦を意識して!!」

とでっかい声で仰ったのです。

普通にビビりますよね!
初対面のレッスンで弾き始める前に大声で言われるんだから。笑

 

でもそのおかげで私は時間と空間を意識してピアノを弾くようになりました。
小学3年生か4年生のころだったと記憶しています。

 

ピアノを弾くときって、考えたり感じたりすることが多すぎて意味わかんなくなると思うんですが、

『音の響き』という点で言うなら、

✔︎体から指先を通して、鍵盤を通して、弦が鳴って、空間に放たれて、人の耳に届く

までをイメージするといいです。

特に、最初は弦への意識がめっちゃ大事!😊

ピアノを弾くことに携わるもの全てが大切なんですが、
私は自分の演奏があまりうまくいかないと思ったときは即座に弦への意識を持つようにしています。

そして、最終的に人の耳と心に届くまで音に責任を持つのがプロのピアニストの仕事です。