こんにちは、しもんです!
昨日、嬉しいメッセージが届きました。
メッセージを送ってくださった方の娘さんがピアノを習っていて、私のYouTubeをみてグランドピアノを購入したそうです!
【グランドピアノ…!】
今までも、
私のYouTubeをみてピアノをご購入してくださった方はいらっしゃるのですが、今日は、
私の影響でグランドピアノを購入された方からメッセージが届きました!すごい。YouTubeの影響力すごい。
あと、音の響きの良さが動画でも伝わっているのが素直に嬉しい😊
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) 2020年2月10日
私のYouTubeを観てくださった方がグランドピアノを購入…!
以前からも、
「ピアノを触ってみたくて電子ピアノを購入しました!」
「今まで電子ピアノだったんですが、アップライトを買いました!」
という嬉しい声をいただいていて、
自分が思った以上にYouTubeで影響力を与えているということを感じていました。
でも、私のYouTubeをみた影響でグランドピアノを買った人って初めてかも。
(私の生徒さんでは何人も買った方がいらっしゃいますが、YouTubeの視聴者さんが買ったのは初めて。)
🔽メッセージの一部
「動画でもちゃんと伝わっている」という喜び
2年くらい前は、
「動画で演奏の発信活動をしても無駄。動画では絶対にちゃんとした音が伝わらない!」と、発信活動をしたことがない人たちが口を揃えて言っていました。
その中で、私は彼らの声を無視して自分のやりたいことを貫き通していました。
だって、伝わる人にはちゃんと伝わっていることが実感として得られていたから。
私が具体的に何をやったか
私は特にグランドピアノの販売営業をした訳ではありません。
(どこの楽器店とも契約など結んでません。)
とにかく、自分の家にあるグランドピアノで練習を配信したり演奏したり、
弾きながら練習のコツなどを言語化したりしているだけです。
それでも、グランドピアノの良さが動画を通して伝わって購入という行動をしてくださる人が現れた。
実際に行動に移したその方が素晴らしいのはもちろんですが、
その行動のきっかけを与えたのが動画だったというのは可能性を感じませんか?
楽器店は動画を活用しているか
まず、
楽器店の方々はまだまだ動画の可能性をわかっていないと思います。
ヤマハ、カワイ、スタインウェイなどのメーカーはもちろん、
地方の楽器店などもYouTubeチャンネルを運営していますが、
私の意見としては、
もっとガッツリYouTubeにフォーカスしたら売り上げ上がるのになぁと思っています。
・登録者数に対して、再生回数や反応率が悪すぎる
・SNSとの連動もほぼやってない
この2点について、すこし解説します。
登録者数に対して、再生回数や反応率が悪すぎる
まず、YouTubeチャンネルの登録者数は数万人いるのに動画に対する反応率が低すぎます。
コンテンツ(動画の内容や質)はもちろん大切なのですが、
サムネをしっかり作るなどの『再生(クリック)してもらうための努力』が足りないと思います。
「こういうサムネがクリックされる」とかいう情報は、それこそYouTubeを探せばいくらでも載っているのでほんの少しだけ研究すれば改善されるはずです。
SNSとの連動もほぼやってない
例えばヤマハさんだったら、超有名YouTuberとかがヤマハの製品をYouTubeでレビューしてますよね。
それを何故TwitterやFacebookなどで拡散しないのか不思議でなりません。
かなりの機会損失だと思います。
あと、ストリートピアノの盛り上がりで「ヤマハピアノ」というアカウントがストリートピアノの投稿をリツイートしてくれますが、
リツイートしているだけで「中の人」の存在を感じられないので、フォロワーとの交流が生まれていないのが少し残念。
引用リツイートという形で言葉を添えた方が反応が上がるはず。
もしくは中の人専用のアカウントを作ってしまうのも手だと思います。
動画や動画投稿者の力を借りて宣伝する
直接的に宣伝しようとしなくても、ヤマハやカワイの場合は勝手に動画投稿者が宣伝してくれていますよね。
もしかしたら、メーカーの方はそこにすら気づいていないのかもしれません。
それは本当にもったいないです。
今は、広告費もテレビからネットに移行しています。
テレビでお金をかけるよりも、ネットに広告費をかける方がコスパが良いことにようやく企業が気づいてきたからです。
そして今は完全に動画の時代に入ってきたので、動画でのマーケティングをしない理由はありません。
最後に、私が感動した商品紹介動画を載せます。
サムネはちゃんと作ってないのですが、明和電機の社長自らが広告塔となって演奏までしています。
25,000人という登録者数(ちなみにヤマハJapanは登録者が50,000人)でありながら、
再生回数が68万回、高評価数4,800、コメント数320という反応の高さです。
商品の良さだけではなく、明らかに明和電機の社長の熱意が視聴者に伝わっています。
私はこの動画をみてオタマトーンDXを購入しました。
何か商品を売るとなったら、マーケティングや営業は必須ですよね。
私の結論としては、
楽器店はもっとWEBマーケティングに本気になった方が良いんじゃないか、ということです。
その方法の1つとして、今は動画が一番アツいです。
そもそも楽器を売るのだから音を鳴らさないと意味がありません。
動画だったら伝わります。
例えばピアノを売りたいなら、ピアニストYouTuberに宣伝してもらうのは理にかなっていると思いませんか?