こんにちは、しもんです!
先日こういうツイートをしました。
音楽は、
・リズム
・メロディー
・ハーモニーの3つの要素で出来ています。
例えばそれぞれが10の魅力を持っているとして、(超単純計算で)
リズムしか感じなかったら魅力は10。
リズム×メロディーだと魅力は100。
リズム×メロディー×ハーモニーは魅力が1000。まさに『桁違い』の魅力になる。
— 佐野 主聞 , (@Shimon_Sano) 2019年11月1日
YouTubeでいつも、
「メロディーやハーモニーの感じ方」ばかり伝えている感じになってますが、
伝えたいのは、
『メロディーとハーモニーを無視したリズム』で弾くのではく、
『メロディーもハーモニーも感じた上でのリズム』が大切だよってことです!
音楽は、
・リズム
・メロディー
・ハーモニー
の3つの要素で出来ています。
例えばそれぞれが10の魅力を持っているとして、(超単純計算で)
リズムしか感じなかったら魅力は10。
リズム×メロディーだと魅力は100。
リズム×メロディー×ハーモニーは魅力が1000。
まさに『桁違い』の魅力になる。
上の式は、
・10×1×1
・10×10×1
・10×10×10
の場合です。
仮に、
リズムとメロディーとハーモニーのどれか1つの要素でも1以下だったら、
音楽の魅力が落ちてしまうんですよね。
少しでも良いから、リズムとメロディーとハーモニーをすべて感じることが大事。
Twitterでは3つもスレッド使って説明してますが、
今日はこれをもう少し掘り下げます。
※リズム、メロディー、ハーモニーの実際の感じ方については、
私のYouTubeチャンネルを見ていただいた方が早いです。
動画で解説しています。
音楽における【3つ要素】を感じると音楽の魅力が桁違いになる
例えば、ジャズやポップスにおいてはリズムは絶対的です。
リズムがずれるということはあり得ません。
ですが、クラシック音楽というジャンルにおいては、
音楽の三要素(リズムとメロディーとハーモニー)を感じることでリズムがずれることが多々起こります。
そのため、
一見、リズムを完全に守っているように見えても、音楽の三要素を感じることによる『リズムのずれ』がないとクラシックとしての魅力が落ちてしまいます。
具体的にいうと、
実際に自分の声に出して歌ったときに生じる時間(弾く前に頭で音を鳴らすために使った時間)は使っていい
ということです。
リズム
リズムは長い音と短い音を比べると、
長い音ほど長く、短い音ほど短く演奏すると音のエネルギーを表しやすくなります。
メロディー
メロディーを歌うにしても、
・ド〜ミ(三度音程)を歌う時
・ド〜ソ(五度音程)を歌う時
・ド〜ド(八度音程)を歌う時
では、全て音程を歌うためにかかる時間が違います。
まずはその時間をかけて歌ってあげて、その後にリズム的に違和感がないか考えていくことが大切です。
メロディーを感じずにリズムだけで弾くと音楽としての魅力は下がります。
ハーモニー
ハーモニーも頭で響きを鳴らしてから実際に音を出すわけですが、
その音色を出すためには時間が必要です。
完全にメトロノームのような時間の使い方では表現することができません。
まずはたっぷりとリズムを無視してもハーモニーを感じてあげて、
そこから音色やテンションは感じつつ、リズムの違和感を取り除いていくと音楽としてレベルアップしていきます。
世の中にある音楽はほとんどがリズムしか感じていない
これはきっと理解できない人が多いと思います。
「音は鳴ってるんだからリズムだけなわけないだろ!」
と思う人がほとんどだと思います。
しかし、実際にメロディーとハーモニーを感じて演奏してしまうとジャズやポップスは成り立ちません。
(あえて、クラシックと対比するためにジャズとポップスというジャンルを出しています。)
ごくたまに、他のジャンルでもリズム、メロディー、ハーモニーを感じている演奏家がいますが本当に少ないです。
そもそも、クラシックの演奏家でさえ音楽の三要素を感じられない人がほとんどなのです。
クラシックをやるなら、少しでも良いから音楽の三要素を感じましょう!
ほんの少し感じるだけで魅力が桁違いになる
リズム、メロディー、ハーモニーの魅力レベルがそれぞれ10まであると仮定します。
魅力レベルが0ということはありえないですが、
0.2とかの人はいます。
そうすると、せっかく他の要素に魅力があっても音楽全体としては魅力が下がってしまいますよね。
なので、少しでも良いので音楽の三要素を全部感じることが大切です。
リズム×メロディー×ハーモニー=5×5×5でも125になりますが、
リズム×メロディー×ハーモニー=10×2×1とかなら20にしかなりません。
まとめ
もちろん、音楽は上の式のように単純ではないです。
ただ、イメージは湧いたと思います。
音楽の三要素を少しでも感じてあげると音楽の魅力が跳ね上がるんです!