こんにちは、しもんです!
ピアノの先生って本当に沢山いて、先生それぞれに価値があると思います。
先生に対して生徒が価値を感じているならそれは素晴らしいことです。
それが前提として、今日は私が思う先生の役割とスキルについて話します。
※私はピアニストなので記事では「ピアノの先生」という言い方をしていますが、
他の楽器はもちろんのこと世の中で人にものを教える人たちに通じることだと思います。
ピアノのレッスンにおける先生の役割と必要なスキル
まず、ピアノのレッスンは生徒や先生のレベルがどうであれ、
・人と接することができる
・人前で演奏できる
生徒にとってはこの2つの恩恵があります。
人と接することができる
ピアノの先生の人柄が好きで「先生に会いにいきたい!」という子供いることでしょう。
それはとても大切な時間です。
なので、ピアノのレベルが低い先生でも共感力がある人や子供を愛する人は、それを求める生徒にとっては素晴らしい先生になれます!
人前で演奏できる
音大に入るなどして1週間に1回のレッスンがあるとするなら、
それは『週に1度人前で弾くチャンスがある』ということなので、これはこれでとても素晴らしいことです。
当たり前ですが、ピアニストになるためには人前で弾くのが必須です。
上記の2つは、どんな先生でも生徒に与えることができます。
そのため、これから私が言うスキルを持っていないとしても落ち込む必要はありません。
そもそもあなたに先生としての価値はあります。
しかし、よりレベルの高い先生になるためにこれから言うことが必要です。
音楽家を育てるために必要なスキル
さきほどこういうツイートをしました。
とある生徒さんがレッスンでブラームスを持ってきたときに「荷車を押すんじゃなくて、ぐーーっと引っ張っていくイメージで!」って伝えたら一気に音楽が変わった。
すべての音楽的根拠を言葉と演奏で示すのではなく、イメージだけで伝えるのもとても有効だと改めて思いました😊
— 佐野 主聞 / えんとつ町のシモン (@Shimon_Sano) January 8, 2021
とある生徒さんがレッスンでブラームスを持ってきたときに「荷車を押すんじゃなくて、ぐーーっと引っ張っていくイメージで!」って伝えたら一気に音楽が変わった。
すべての音楽的根拠を言葉と演奏で示すのではなく、イメージだけで伝えるのもとても有効だと改めて思いました😊
そして、大事なのは次のツイート。
【注意点】
もちろん上記のことは誰がやっても、ある程度効果はあります。
でも、『音楽的根拠を言葉と演奏で示せない先生』がイメージだけで伝え続けていると、生徒さんは疑問や不信感を抱く可能性があります。その表現の「良い・悪い」の理由を言葉と演奏で示すスキルが必要です。
— 佐野 主聞 / えんとつ町のシモン (@Shimon_Sano) January 8, 2021
【注意点】
もちろん上記のことは誰がやっても、ある程度効果はあります。
でも、『音楽的根拠を言葉と演奏で示せない先生』がイメージだけで伝え続けていると、生徒さんは疑問や不信感を抱く可能性があります。
その表現の「良い・悪い」の理由を言葉と演奏で示すスキルが必要です。
✔︎ 音楽的根拠を言葉と演奏で示す
これが私が考える『先生に必要とされるスキル』です。
本物の音楽家を育てるためには必須のスキルです。
もちろん、先生にスキルがなくとも、生徒がそもそも才能を持っていて本物の音楽家になることはあるでしょう。
しかし、どうか先生方は、
「この表現の音楽的根拠を言葉と演奏で示せるのか」をぜひ自問自答してください。
それが本当のスキルです。
…としたら勉強が必要です。
イメージや方法論だけで音楽を伝えていたら、いずれ生徒は不信感を抱きます。
勉強はいつ始めても遅くありません。
今日からやりましょう!
私のブログやYouTubeにも答えがたくさんあります😊