音楽

作曲家は尊いが、少し勿体無いと思うたった1つの理由。

この前こんなツイートをしたのですが、

https://twitter.com/Shimon_Sano/status/1123392692665311232

どの世界でも、二次的、三次的なものより、一次的に創造するというのはすごいですよね。
それだけで尊い。

研究などで新しい発見できる人はすごいし、
どの世界でも一次情報を持っている人は強い。

音楽でも、
作曲家は一次的、演奏家は二次的、さらに批評家や評論家は三次的。

個人的な意見ですが、ここには明確な上下関係があると思っている。
批評家が、演奏家や作曲家よりも上であることはない。
(残念ながら、そう勘違いしているような発言をする批評家はまだこの世に存在しています。)

今日は作曲家は尊いけど勿体無い!という話をします。

世の中に認知される努力が必要

これを否定する人はおそらくいないと思うのですが、
人気が出るためには認知されないと始まらないわけです。

ホリエモンやキングコングの西野さん、SHOWROOM社長の前田さんなども
自分の本を出版した時に自分の足で全国の書店に営業に行っています。

この手間が大事なんです。

今はネットがある時代なのでSNSで認知させることはできますが、
やはり実際に会いに行って自分の商品を宣伝する、というのは本当に効果があります。

私も、実際に会った人に「リサイタルがあるので聴きにきてください!」と言うと、
その場でチケットを買って演奏会に来てくださる確率がかなり高くなるのを実感しています。

実際に会って話すことが重要なんですよね。

実際に会うことが難しくても、ネット上で自分の商品を宣伝したりコメントをすることはできます。

そして、世の中の絵師さん・画家・デザイナー・イラストレーターetc.と呼ばれる絵を描く仕事をしている方々はほとんどの人がネット上で自分の作品を発表しています。

これが作曲家になるとどうか。
残念ながらほとんどいません。

自分の作品を音源にすること自体がまず難しいのかもしれませんが、
「実際に演奏家に弾いてもらった作品じゃないとダメだ!」と自分で制限するのではなく、
コンピューターの音源でも沢山の人に知ってもらった方が何倍も良いと思うんです。

一次的なものを持っているにも関わらず、ネット上でそれを認知させるための行動をしないのはとても勿体無いなぁと思う。

作曲家の方々、どんどん作品を世の中に認知させてください!!
演奏家としても「この人の曲弾いてみたいな」とか「リサイタルで弾く曲を委嘱したい」と思うことすらできないのは、
作曲家の方々が認知させるための行動を怠っているからだと思います。

ネットを調べても曲が全然出てこないってのはさすがにまずいと思う。

クラシックを発展させるためにも是非自分の作品をネット上に載せてみて欲しいです!

よろしくお願いします!