音楽

先日の演奏会で起きた残念なこと

先日とある演奏会を聴きに行ったのですが、

自由席だったので休憩中にもっと響きの良い席に移動した後半。


すぐ近くに大御所の演奏家の方が座っていらっしゃいました。




演奏が始まってから「チッチッチッチ…」と腕時計の秒針の音が。


まさかと思ったのですが、その演奏家の方の腕時計でした。


気になって演奏に集中できない!!!



仮にあのお方の耳が悪いとしても、


うるさいであろうことを想像する能力が無いのと、

人への気遣いができないという点に関しては、
演奏家として、社会人として足りない部分があると思った。

挙句の果てに、

アンコールでは演奏が始まってからカバンの中をガサゴソやって何かを探す始末。

素晴らしい演奏をしているのにクラシックの美しさを破壊しないでください…。


実際に話した時の人柄は素晴らしい方なので、なおさら残念でした。




ただ、近くの席ではあるが注意するには距離が遠かったので演奏中は我慢するしかなく、

視点を変えて
ダリ、モモ、アリス等、時計や時間に関係ある他のものを連想しながら聴いたり、

音楽世界の時間軸の中で現実世界の時間を意識させ続けることでどういう効果が生まれるか

…とか考えながら聴いてました。笑

演奏に秒針の音が入ることで、

緊張感のある映画のワンシーンのような捉え方もできた。


とにかく!

コンサートホールでクラシック音楽を聴く場合は、
社会人として持つべき公共のマナーは守って欲しい。


特にプロの演奏家なら、コンサートホールで聴くクラシック音楽の価値をわかっているはず。