こんにちは、しもんです!
ピアノを長く続けていく上で大切なのは「継続できること」です。
当たり前のことを言っているのですが、実は知らず知らずのうちに無理をしてしまってピアノが弾けなくなってしまうことは少なくありません。
新しい技術や知識を自分の中に取り入れて実践しようと思ったら、いままで積み重ねてきたものを一旦捨てる勇気が必要になることもある。(古いものと新しいものをすぐに統合できないこともあるため)
ピアノに限らず、何かを習得していく道において”停滞”は必ず存在する。でも学び続けていれば大丈夫。
— 佐野 主聞 / Shimon (@Shimon_Sano) September 3, 2021
特に、音大に入って試験やレッスンのために無理矢理に曲を仕上げようとしたり、
伴奏の仕事やレッスンの仕事がたくさんありすぎて練習時間がとれない中で仕上げたりすると『自分自身』に無理が祟ってしまい、弾けなくなることもあります。
私自身、早く仕上げようと無理をして腱鞘炎になってしまったことが何度もありました。
(自分の使い方を変えていったので、ここ8年くらいはピアノでは腱鞘炎になっていません。)
特にピアノや日常生活における体の違和感を放置したり、そもそも違和感に気づいていない状態が積み重なると大変です。
ゆくゆくはピアノを弾くときに『痛み』や『体が言うことを聞かない』という状態に陥ります。
違和感に気づけた場合は、その違和感がでないくらいレベルを下げて練習する必要があります。
例:弾いている最中に指が反ってしまうのであれば、その反りが出ないくらいテンポで、声部を減らして練習する。
違和感に気づけるようになるためには、
・瞑想(マインドフルネス瞑想、ボディスキャン瞑想など)
のやり方をググって、普段からやってみてください!
そして、先ほど『体が言うことを聞かない』という書き方をしましたが、実はこれおかしな言い方なんですよね。
この言い方だと、『体(コントロールされる側)』と『自分(コントロールする側)』が別物のような言い方になっていますが、実際はコントロールされる側もする側も『自分』です。
なので、「体が痛い、違和感がある」というのは「自分自身の使い方が悪い」という証拠なのです。
外的要因でない限り、自分自身に原因があります。
(※外的要因だとしても、自分の性格や行動によって引き起こされていることもあるので、その場合も自分の使い方に問題がある。)
『自分の使い方を直す』ためには、ゆっくりの動作で一つ一つ確認していく必要があります。
例えば、歯磨きをするときに顎や首や肩に力が入ってしまう人は、最低限の力や動きでやることを意識できるくらいゆっくりすれば段々とクセは直っていきます。
あまりにも時間的な余裕がないと良くないクセに気づくことができず、悪いクセを積み重ねてしまい、どこかで体を壊すことになります。
そうなってしまってからでも遅くはないので、どうか人生でずっとピアノを弾いていくために自分を見つめ直す時間をとってください😊