こんにちは、しもんです!
昨日、歯医者に行ってきたのですが、
親知らずを抜かれると思ったのに抜かれませんでした。
詳しく知りたい方はこちらのブログ記事を見ていただきたいのですが、
15日(火)に歯のクリーニングに行ったついでに話の流れで親知らずを1本抜いて、
17日(木)にあと2本親知らずを抜く
…という予定でした。
しかし、それは歯科衛生士さんの説明不足による僕の勘違いだったのです。笑
先に、今日私が書きたい結論を言うと、
✔︎ (初対面などで)相手と良い関係性が築けていない場合、専門家は初心者に対して説明を省かず話した方がいい
ということです。
専門家は説明を省きがち
最初に言っておきたいのですが、説明を省くこと全てが悪いわけではありません。
時と場合によっては説明をしないと会話が成立しない、ということです。
【会話が成立するパターン(説明を省くことが必要なパターン)】
・専門家同士の会話
・専門家が不特定多数に対して話すとき(すべてを説明している時間はないので、聞く側が自分で事前に調べるなどする必要がある。部分的に説明することはある。)
【会話が成立しないパターン(説明を省いたらダメなパターン)】
・専門家が、まだ関係性の薄い特定少数の初心者に対して話すとき
今回の歯科衛生士さんの例
前回のブログでは会話を少し省いたのですが、
歯科衛生士さん「次、17日の木曜日はどうでしょうか?」
しもん「え!左もすぐ抜くんですか?」
歯科衛生士さん「はい、すぐ次も抜いちゃった方がいいと思うので。」
しもん「じゃあ木曜日お願いします」
という流れでした。
僕は1回は聞いたんです!「左もすぐ抜くんですか?」と。
1度だけ聞いて違和感を感じつつもすぐ了承しました。(この記事を書いている今は、「もっと質問すればよかった」と思っている。笑)
そして、そのために仕事を全て延期してスケジュールを変えました。
しかし、歯科衛生士さんの頭の中ではおそらく
「(17日は消毒で、そのあとまた後日)左側の親知らずも抜いちゃった方がいいと思う」
というカッコ内の説明が不足していたんですよね。
でも、僕は思うのです。
そこは説明してもらわんと困る!笑
こちらは親知らず初心者なので(というか親知らずを抜くことなんて人生で1、2回しかないんだから知らなくて当然なので)、ちゃんと説明して欲しかった。
歯科衛生士さんからしたら『親知らずを抜いたあとは、消毒するだけのために来院してもらう』のが常識だとしても、こちらからしたら常識じゃないんですよ。
なぜなら、私が歯医者に行くのは歯のクリーニング(歯科検診)のときだけで、すこぶる健康な歯を持っているから。歯医者の常識なんて知らんのよ。
専門家は初心者の人に対して説明を省いてしまうことはよくあるのことなので、僕も教える立場として気をつけようと改めて思いました!
専門家って『初心者が分かってないことがなんなのか』を分かってないことが多いんですよね。
「あっ、そこが分かってなかったのか!」と驚かされることが多々ある。
専門家は時と場合によっては、相手の立場を本気で考えて説明しないといけないことがあると思った。
しかし、僕にも非がある。
「一気に左右の親知らずを抜いたら齧歯類のように前歯だけでご飯を食べないといけないことになる…」という違和感があったわけだから、そこをちゃんと質問すべきだったと。
ピアノのレッスンの場合は少し話が変わる
ピアノのレッスンは特定の個人に対して行う形が多いです。(個人レッスンは基本的に1対1)
ピアノのレッスンでは先生が生徒に教えるのはもちろんですが、
生徒さんが「自分のわからないところを聞きにくる」というスタンスも含まれているので、先生としてはいくら質問されても良いんですよね。
先生は生徒がわかっていないであろうことを的確に見抜いてアドバイスするし、
生徒は自分の疑問を先生に伝えて教えてもらうのです。
生徒がわからないことをすぐ聞けるような関係性を築くのが、先生の役目でもあると思う。
なので、先生が説明を省いてしまったとしてもすでに良い関係が築かれているのであれば、生徒は疑問を解消することができるのです。(もちろん自分の頭で考えた上で質問した方が伸びるけど)
関係性によって、説明を省くことがある意味で許容される場合もあります。
関係性を築けているかどうか
これはピアノのレッスンに限らず、友人でも1対1(1対 少人数)で話しているときであれば、説明を省いたとしても相手がツッコんで聞いてくれることが多い。
そんなときに「あ、初心者の人はそこが分かってなかったのか!」と専門家は気付く。
しかし、仕事や病院などで初対面だったりすると関係性なんて何もないわけです。
その場合においてはもう少し専門家側が初心者の立場に立って説明してほしいなぁと思う。
これは私自身、「もっと説明しないといけないことがあるな」と思ったので自戒も込めてこの記事を書きました!