科学

快楽順応 〜 行動心理学にみる、ピアノを弾ける時と弾けない時の満足度の違い〜

今住んでいる家にはピアノが無く、

ピアノが弾けない環境にいることを他人に言うと、

「戦場のピアニストみたいだね。笑」

と言われるのですが、

(先日、久しぶりに観ました!クリックでサイトに飛ぶよ!)

 



戦争という状況はさておき、ピアノが弾けなかった主人公・シュピルマンの気持ちがわかる!


東京に居た頃、ROUND1やレッスンの仕事で疲れ果てて、
自分の練習をする気力がなくてピアノが弾けない

…という状況とは違って

そもそも家にピアノがないから弾けないという状況はかなりきつい。

その当時は家にピアノがあるだけで、ある種の安心感があった。


今はピアノに触ることができないため、

ピアニストとしての価値を自分で感じることができず

精神的な充足感を得るための大事な手段が一つ無くなってしまうんですよね。


ただ、
久しぶりにピアノが弾けると、それがボッロボロのアップライトピアノだとしても

喜びが半端じゃない!!

尋常じゃない満足感が得られます!


行動経済学では「快楽順応」というのがあり、

これは

どんなに楽しいことでもそれがずっと続けば満足度は下がっていくのだが、

楽しいことや満足できることを小出しにする or あえて途切らせながら体験する

ことによって、その満足感が長続きする。

逆に、自分が辛いと感じることであれば

休憩など挟まずに一気にやってしまった方が苦痛度は低く済む。

…というものです。

面白いので興味がある方は是非!

話を戻すと、

その快楽順応というシステムのおかげで
 
久しぶりにピアノを弾くことで凄まじい喜びを得られたのだと思います。
 
 
毎日ピアノを弾けることはもちろん喜びだけれど、
 
もし今ピアノが楽しくないと思っている方がいたら
 
あえて練習しないってのも手かもしれません。笑
 
そして久しぶりに弾いたときに、
 
“あぁ、やっぱり自分はピアノが好きなんだ…”
 
と思えるかも。
 
 
 
今日は楽器店の練習室を借りて、
SHOWROOMで自分の練習を生放送できたのも楽しかった!
 
観てくださった方、ありがとうございました!

 

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