こんにちは、しもんです!
今日は注意喚起と、自分の力で稼いでいく方法を書きます。
いろんな人の注意喚起によってだいぶ少なくなりましたが、
若い音楽家(音大生や、音大卒業したての人)を搾取してビジネスをやってる人は未だにいるので、
みなさん、ちゃんと自分で調べて考えて決めるようにしてくださいね!
ビジネスが悪いのではなく、選んだ側の自己責任です。 https://t.co/BddiJJwTVg
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) 2019年12月4日
いろんな人の注意喚起によってだいぶ少なくなりましたが、
若い音楽家(音大生や、音大卒業したての人)を搾取してビジネスをやってる人は未だにいるので、
みなさん、ちゃんと自分で調べて考えて決めるようにしてくださいね!
ビジネスが悪いのではなく、選んだ側の自己責任です。
【注意喚起】未だに若い音楽家を搾取するビジネスをする人はいる件
Giveすることは大切だが…
マナブさんのツイートをもう一度貼ります。
ネット世界と現実世界では「Giveの仕方」が異なりますよね。
・ネット→ 無差別にGiveがベスト戦略
・現実 → TakerにGiveすると搾取されるネットはシンプル。現実世界だと「若者をうまく利用して、稼ぐ人」とかもいるので、そこだけ注意。報酬のない仕事オファーをしてくる人とは、距離を取るべき
— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2019年12月4日
ネット世界と現実世界では「Giveの仕方」が異なりますよね。
・ネット→ 無差別にGiveがベスト戦略
・現実 → TakerにGiveすると搾取される
ネットはシンプル。現実世界だと「若者をうまく利用して、稼ぐ人」とかもいるので、そこだけ注意。報酬のない仕事オファーをしてくる人とは、距離を取るべき
SNSのDMでよく、
年上のおじさんやおばさんからビジネスの話を持ちかけられることがあると思いますが、
90%以上はTakerによる『音楽家搾取案件』です。
そして現実でも、
コンサートホールの主催公演や、
コンサートの演奏を依頼してくるおじさんとかはTakerであることが多いです。
それを選ぶかどうかはあなたの判断に任せられるので、
全てあなたの責任です。
搾取されることが多い業界ですが、
ネットの世界では、
・とにかく不特定多数の人にGiveする
・誰かの問題解決をする(コンテンツとして発信する)
これが最善です。
TwitterのDMなどで悩み相談が届いても、その悩み相談に対して個別に答えるではなく、Twitterの投稿として自分のタイムラインで答えましょう。
(個別にメッセージをやりとりしたとしても、タイムラインでもそれを伝わる形でシェアしましょう。)
そうすると、あなたに信用が溜まっていきレッスンやコンサートに来てくれる人が増えてお金を稼げるようになります。
お金を稼ぐことを汚いと思っている人がまだまだ日本には多いですが、
お金を稼いで自分のことも救えないような人間が他人を救うことなんてできません。
なぜなら、世の中のほとんどの問題はお金で解決できるからです。
もちろんお金で解決できないこともたくさんありますが、
お金で解決できることの方が圧倒的に多いのです。
これに対して反論があるという方はお金の勉強が足りないだけなので、
どうか今一度お金の勉強をしてください。
Taker(搾取する人)を見極める方法
コンサートホールの主催公演の場合でも、
他の誰かが主催して演奏を頼まれた場合でも、
提示された謝礼
と
もし自分が自主企画でホールを借りて満席にした場合にもらえる金額
この2つをちゃんと計算して比較しましょう。
自主企画の場合、チラシ印刷代やデザイン代、スタッフに払う謝礼などの経費もちゃんと引いた額を計算しましょう。
その2つの金額があまりにもかけ離れていた場合、相手はTakerです。
そして、
・主催者に対して謝礼を上げてもらうように交渉する(交渉はマジで大切)
・交渉がダメだった場合はその演奏依頼を受けない
という手順で自分を安売りしないようにしましょう。
交渉時に相手が難色を示した場合、
「経費がどのようにどう使われていて、最終的な利益がどれくらいになるか」をちゃんと聞くことが大切です。
例えば、
ソロリサイタルを依頼された場合、
自主企画なら10万以上の利益が出るはずなのに2万円しか謝礼をもらえない場合は明らかに舐められてるので、
ちゃんと価格交渉をすることをオススメします。
そして、そういうTakerとはそもそも付き合わないようにしましょう。
「安売りしないと言っても、喉から手が出るほどお金と演奏機会が欲しい!」という方へ
その気持ち、めちゃくちゃわかります。
もちろん、搾取してくる相手を期間限定で戦略的に利用するのはアリです!
そもそも、自分が安く叩き売られてるのって悔しくないですか?
もし悔しいなら、まずは相手と交渉して謝礼の金額を上げる努力をしてください。
そして、ずっと依頼を受け続けるのではなく期間限定にしましょう。
そうしないと、あなたの価値は低いままです。
演奏機会を得るために演奏するとしても、
演奏を主催してくれる人や聴いてくださる人に対する感謝は持ちつつ、「自分が安く売られている」という悔しさは忘れないでください。
そして、
「いついつまでに自主企画でちゃんと集客してお金を稼げるようにする」
と期間を決めて、具体的な手段を決めて、目標を数値で決めます。
例えば、集客するための手段としてSNSやYouTubeを使うとしたら
「いついつまでにフォロワーやチャンネル登録者を何人にする」
という感じで、
期間と数値を具体的に決めてください。
もちろん途中で下方修正しても構いません。
数値としての目標を決めるのが大切です。
そうすることで人間は目標に向かって具体的に動きやすくなります。
そもそも、「演奏機会」ではなく「お金」のために演奏依頼を受けるのだとしたら、
バイトした方がよっぽど楽ですよ。
練習時間を計算したらほとんど場合、時給300円以下とかになるはずです。
それだったらバイトや派遣でお金を稼いでそれを自己投資などに使った方が人生の時間を無駄にせずに済みます。
いつまでも稼げない人の共通点
大事なのは、他人に期待しないこと
いつまでも演奏家として稼げない人の共通点は、
「どこかで他人に期待している(他人の行動を待っている)」
これです。
自分の人生なのに他人に期待していたら幸せになれません。確実に。
自分の人生は自分で切り開くものです。
今あなたが居る環境は(不慮の事故やどうしようもない病気などでない限り)、
あなたの過去の積み重ねによってあなたが選択して得たものです。
だから、もし自分の環境に納得していないなら、
他人に期待するのではなくあなたが変わる努力をした方が圧倒的に生産性があります。
自分で行動して環境を変えていく努力をすれば
あなたは少しずつ自分の力で稼げるようになっていきます。
(主催者に交渉して謝礼額を上げるのも、あなたの行動によってあなたが得たお金です。)
「いつか白馬の王子様が迎えに来てくれる」
「いつか誰かが私を認めてくれる」
これらは、日々自分がそうなるための行動をしている人だけが言えるセリフです。
あなたは自分が認知されるための努力をしていますか?
まとめ:自分の力で稼ぐには認知されるための行動が必須
これって完全にマーケティングの話ですよね。
マーケティングとは、製品・サービスが売れるための仕組みを作ることですが、
演奏家が演奏家としてお金を得るためにはお客さんにコンサートに来てもらう必要があります。
そのためには、
・潜在的なお客さんを増やすこと(認知してもらう努力)
・一度来てくださった人に継続的に来てもらうように心を掴み続けること(人気になる努力)
が必要です。
そうなって初めて、
・ファンになってくださった方がどんどん口コミで宣伝してくれる
というような、「他人が自分のために行動してくれる」というありがたいことが発生します。
それまでは自分の行動で結果を掴むしかないのです。
自分が行動していないのに他人が動くことなどあり得ません。
まずは現実世界でも演奏家として活動しつつ、
誰でもお金をかけずにできるSNSやYouTubeなどネットの世界で認知される努力をしましょう!
そうすれば、あなたは明らかに認知されやすくなって確実に興味を持ってくれる人が増えて、
コンサートに来てくださる人が増えます!!