こんにちは、しもんです!
最近、夜7時以降になると「足から崩れ落ちるんじゃないか」ってくらいの睡魔が襲ってきます。笑
さて、今日は私がストリートピアノで勉強になったことを書きます。
ストリートピアノでわかった『クラシックの需要』
Twitterにも書いたのですが、
なぜなら、
本当にたくさんの、私を知らない人たちが、
「音そのもの」でクラシックの魅力に気づいてくれたから。何が言いたいかと言うと、
今のクラシック業界の問題点は、
✔︎「音」でクラシック音楽の魅力を伝えられる人が少ない
✔︎そもそも認知してもらう努力が少ない
この2点。
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) 2019年12月27日
この1ヶ月間、
おそらくクラシックのピアニストの中では日本で一番たくさんストリートピアノを弾いたと思う。
そこで学んだのは、
「クラシックの需要がない」のではなく、
「興味のある人に届けられていなかっただけ」ということ。
マーケティングを考えたらクラシック業界はもっと盛り上がる。
なぜなら、
本当にたくさんの、私を知らない人たちが、
「音そのもの」でクラシックの魅力に気づいてくれたから。
何が言いたいかと言うと、
今のクラシック業界の問題点は、
✔︎「音」でクラシック音楽の魅力を伝えられる人が少ない
✔︎そもそも認知してもらう努力が少ない
この2点。
クラシックって、ちゃんと需要はあるんです。
それを興味のある人にちゃんと届けられてなかっただけなんだってことが、
1ヶ月以上ストリートピアノを弾きまくってわかりました。
「音」でクラシック音楽の魅力を伝えられる人が少ない
「音」というのは「時間と空間そのもの」なので、
「音から生じる間」も全てが「音」、という解釈でこの言葉を使っています。
これをちゃんと言っておかないと、
「音の間も立派な音楽ですよ!あなたの言ってることはおかしい!」とか言ってくる『わかったフリしてるだけでわかってないし、自分では音楽を表現できない偽物』が出てくるので一応説明しました。笑
そもそも、まだ『音』でクラシックを表現できる人が本当に少ないのが現状です。
プロであっても。
音量やパフォーマンスでクラシックを使ってしまう人がたくさんいます。
そもそも認知してもらう努力が少ない
ストリートピアノを演奏したあと、話しかけてくださった方がたくさんいて、
「私は音楽のこと全然わからないけれど、あなたの音は他の人と違う!本当によかった!」と言ってくれる人が1人や2人じゃなかったんです。
これは嬉しい。
他に弾いてた人と比べて良いと思ってもらえたことが嬉しいのではなく、
『ストリートピアノ』という、雑音や響きがひどい環境でもクラシックの魅力をわかってくれる人がたくさんいたことが嬉しかった。
しかも、有名曲を弾いたとかそういうわけでもありません。
一般の人からしたら超絶マイナーな曲も弾いた。
それでも『音』に価値を感じてくれた人がいたんですよね。
これは私にとって本当に大きな学びになりました。
「クラシック、需要あるじゃん!」って。
しかも、パフォーマンスや音量で表現するわけじゃなくて
できる限り『音色』で表現したクラシックを魅力的だと思ってくれる人がたくさんいた。
ってことは、
『クラシックの音色』でクラシックを表現できる人がストリートピアノを弾いたり、
YouTubeで演奏を発信していけばクラシック業界がもっと盛り上がるんじゃない?
今のクラシック業界って、
本当に上手い人たちはネットでの発信をまだやってないので、
その人たちがマーケティングに本気を出したら世界が変わると思う。
まとめ:練習と営業、どっちもやろう!
自分を成長させるための練習と、
自分を認知してもらうための営業。
どっちも必要です。
逆に、これからの時代はこのどちらもできないとまずいと思うし、
これができたらちゃんと生き残っていけると思う。
「生き残る」という言葉を使いましたが、
練習と営業をどちらかしかしない人が生き残れないってわけではありません。
2つのことをちゃんとやれば、より多くの影響力を得ることができるのでピアニストとして生きやすくなる、ということです。
これからクラシック業界は盛り上がる、と私は確信しています。