こんにちは、しもんです!
今日ふと思ったことがあります。
と。
これは生徒さんの意向もあるので先生と生徒さんで相談しないといけません。
ただ、発表会のためだけにたった1つの曲を1年で仕上げるよりも、「リズム・メロディー・ハーモニーを感じて頭と体と耳で表現するため」の基礎の練習をちゃんとやらないとレパートリーは増えないし自分で練習する力もつかないんですよね。
私自身は音楽教室を運営していないのですが、レッスンはしています。
習いにいらっしゃる生徒さんが発表会で弾きたい曲があるとしても、私は必ず基礎を学習できる曲も同時でやっていただくようにしています。
そうしないといつまで経っても1人で練習できるようにならないからです。
※先生としての最終目標は、生徒が先生を必要としなくても1人で練習から演奏までできるようになることです。
しかも、少しでも弾けるようになったアマチュアは発表会などで映えるような華美な曲を好んで弾く傾向があります。
しっかりとした基礎があれば難しい曲でも長い曲でもやっていいのですが、
基礎がない内から難しい曲に手を出しすぎる傾向があるんですよね。
それを防ぐために先生ができることとしては、
✔︎ 発表会用の難しい曲を生徒が選んでそれを先生が許可したとしても、発表会の曲以外に基礎の練習をちゃんとやってもらうこと
これが大切だと私は考えています。
基礎というのは、
・たった一音をタッチする時の頭と体と耳の使い方
・音階(スケール)や終止形(カデンツ)やアルペジオを美しく弾くための考え方や感じ方の方向性
などといった『基礎』でもあり『奥義』でもあることを学ぶことです。
そして、それらを曲の中で表現できるように生徒さんそれぞれに合った曲(たいがいの場合はかなり簡単な曲)を弾くことです。
これをやりつつ、発表会で弾くような難しい曲もやっていくのが良いバランスだと個人的には思っています!