質問箱に寄せられたメッセージを、
Twitterだけでなくブログでもちゃんと紹介していくことにしました。
作曲者側からみたら、
強弱は「表情」や「性格」であって、
その結果として「音量」は後からついてくるものなので、
「音量」を目的としてしまうと本末転倒です!
フォルテなどの強弱を人間だと考えて、
彼ら一人一人に性格や喜怒哀楽があると考えてみてください!
そうすると、
大事なのは「色」や「エネルギー」であって
「音量」ではないことがわかると思います。
そして、
そのイメージを大切にしながら頭と耳を使って音を作っていくと、
身体は自然に反応して、
次第に良い声を喋る使い方になってくれます。
極論を言ってしまえば、
頭で伝えたいことを考えて
耳で自分の喋ったことや、
相手の反応を捉えていけば、
喋り(ピアノを弾くこと)が拙くても相手に伝わるんですよね。
「Water」という単語すら知らなくても、ジェスチャーを混じえて「水が飲みたい」と英語圏の人に伝えることが可能なのと似ています。
なので、
とにかく理想の音をイメージしてください。
そして、
その理想の音を、
鳴らす前から自分の耳では既に聴いているような感覚
を持ってみてください。
確実に、人に伝わる声になります!
「焦ることがあるか」という質問ですが、
「他人となにかを比べて焦る」ということはありません。
本番が近いのに作曲家が書いたことを表現できてない場合は焦りますが…(笑)
音楽そのものにフォーカスして、
音楽を愛した方が確実に幸せになれます!