こんにちは、しもんです!
先生に「もっとゆっくり弾いて!」と言われることがあると思いますが、
「ゆっくり」とはどのくらい遅くするのか疑問に思ったことはありませんか?
私は今まで5万回くらい、
しもん
練習するときのコツは、やることを減らしてできることを増やすことだ
と言っていますが、
具体的には
・ゆっくり練習する
・声部を分けて練習する
・弾く箇所を限定して練習する
大まかにこの3つを組み合わせて練習します。
やることを減らして(早く弾くのをやめる、両手で弾くのをやめる、全部通して弾くのをやめる)、音楽の三大要素であるリズムとメロディーとハーモニーを音として表現していくんですよね!
その一番最初にある「ゆっくり練習する」。
これは、
リズム・メロディー・ハーモニーをその人なりに感じて表現するために、
・弾く前に頭で音を鳴らす時間を作る
・どういうふうに体を使うか、もしくは使わないかを想像する(考える)時間を作る
・弾いた音が自分の頭で鳴らした理想の音であったかを確認する(その音を楽しむ)時間を作る
ということなのです。
ゆっくり練習するとは、その人それぞれが上記のことを体現できるための時間なのでどれくらい遅くなるかは人それぞれ変わります。
ゆっくり練習しても両手で弾いてしまっては頭がこんがらがってしまう可能性があるので、片手ずつ練習したり片手の中の声部を分けて練習することで脳の情報処理能力を上げます。
そして、弾く箇所を限定(部分練習)することで、一つの問題に集中できます。
・ゆっくり練習する
・声部を分けて練習する
・弾く箇所を限定して練習する
これらは、
『頭と体と耳を使う』ために必要な練習方法です😊
今日は「ゆっくり」を分解して説明してみました。
是非、練習で試してみてください!