意見

【ピアノ】生徒が先生との相性を見極める方法【正直なところ、むずかしい】

こんにちは、しもんです!

昨日、生放送中に「ブログで書いてほしいテーマ」を募集してみました。

すると、

視聴者さん
視聴者さん
ピアノの先生との相性や教室の選び方について伺いたいです。

とのコメントをいただきました。

生放送中に視聴者さんと一緒に考えて、ある程度答えを導き出したので、

今日は視聴者さんの意見も交えながら私が考える「先生との相性を見極める方法」について書きます。

ですが、
最初に言っておくと、厳密には先生との相性を見極めるのは難しいです。

しかも、レッスンのシステムを作るのは先生側なので、

生徒ができることは、

・数回レッスンに行って判断する

・先生と合わないなら離れる

これくらいです。

なので、「生徒が先生を見極める方法」というより「先生側はどうしたら良いか」という観点で書きます!

生徒が先生との相性を見極める方法

視聴者さんの意見として、

視聴者さん
視聴者さん
1回の体験レッスンだと相性が良いか分からない

というものがありました。

しもん
しもん
確かに!

ってことで、生徒側から考えて相性を見極める期間を設けるために

・体験レッスンを数回にする

・1曲仕上がるまでレッスンする

などの意見が挙がりました。

 

さらに、

・そのピアノ教室の発表会を観にいくと、教室の雰囲気や傾向がわかる

という意見もありました。

 

 

僕の意見としては、

しもん
しもん
最初のレッスンで相性が良いと思わなかったのであれば、おそらくそれは相性が良くない

と思ったのですが、これはあくまでも僕個人の話です。

これだと根本的な解決にはなっていません。

生徒が先生に求めるもの

ただ相性の問題って、生徒さん側ができることって限られていますよね。

地方の場合は特に嫌な先生でも我慢しないといけないと思っている人が多い気がします(それは単なる思い込みですが)

 

まず、先生に求めるものって、

✔︎ 人間性が自分と合うか

✔︎ 教える能力が高いか

✔︎ 演奏能力が高いか

ここらへんだと思うんですね。

ちなみに私の考え方としては、

「演奏能力が高くても教える能力が低い先生はたくさんいるが、演奏能力が低くて教える能力が高い先生はいない」

です。

なぜそう思うかというと、その先生がピアノを弾いて音楽として表現できないことを他人に教えることはできないからです。

もし言葉だけで伝えることができたとしても、その先生が音で表現できないなら生徒から信頼されません。

なので、先生は演奏家として演奏能力を高め続ける必要があります。

生徒ができる解決策(すべての解決策にはならないと思う)

生徒さんができることは限られています。

・数回レッスンに行って相性が合わないと思ったら他の先生のレッスンも受けてみる

・もし習うことをやめるとしても生徒は気に病まなくていい

人としても、先生と生徒という関係でも、
相性が合わないのはあることです。

 

昔は、

「相性が合わなくても生徒が先生に合わせるべき」

という意見がありましたが、とんでもない!どこの石器時代の意見ですか。笑

 

 

相性が合わなかったり、相手が嫌なら環境を変えるのが現代です。

嫌なら逃げましょう。離れましょう。

自分が心地よい刺激を受けられる環境に変えることができるのが今の時代です。

 

一つだけ覚えておいて欲しいのは、

・相性が合わなくてその先生に習うのをやめたとしても無駄にはならない

ということ。

その経験をプラスにするか無駄だと思うかは自分次第です。

先生ができる解決策(これですべて解決すると思う)

端的に言います。

✔︎ すべての先生が、私のようにレッスン動画や演奏動画をネット上に公開すればいい

ほんとこれで全て解決すると思いませんか?😊

生徒さんとのレッスンでもいいし、自分が曲に関して語ってる動画でもいい。

とりあえず全ての先生は、

・演奏動画とレッスン動画をYouTubeなどで発信する

これで万事解決すると思います。

先生は自分の宣伝にもなるし、生徒にとっては先生やピアノ教室を選ぶための大きな判断材料になります。

私のエピソードとレッスン単価について

体験レッスンをして料金を無料にしたり安くしても、生徒にとっては良くても先生にとってはよくありません。

なぜなら稼げないからです。
レッスン無料や割引のリターンが大きいならやる価値はあるし、これは先生それぞれで違うと思います。

 

しかし、私が体験レッスン(初回レッスン半額)をしたときは自分を安く売ることに心の虚しさを感じたので今は絶対にやらないと決めています。

自分を安く売って良いことなんて何一つないのです。
私の経験上、下手に金額を下げるくらいなら「初回無料」の方が効果が大きいです。

どちらにしても、「自分を安く売っている虚しさ」を感じざるを得ませんでした。

 

※ちなみに「生徒さんにレッスン料を決めてもらう」という実験もしてみましたが、これはあまり意味がないどころか、生徒さんが困ってしまうことになってレッスンを受けにくくなってしまったのでやめました。

 

さて、
レッスン単価が安いということは、ちゃんと稼ぐためには生徒の人数を増やさないといけないということです。

低単価でレッスンしていたら、いつまで経っても自分の時間を得ることはできません。

 

レッスンを単価を高くするためには自分に価値をつけていくしかないし、その価値をわかってもらうために情報発信していくしかありません。

 

「自分のレッスンには価値がある!」と思っているなら、YouTubeなどで無料で発信していって信頼を貯めましょう。

そこで興味を持ってくださった人がレッスンを受けに来てくれたりコンサートに来てくれたりします。

 

地方などでよくありますが、ピアノ界で偉い先生などの目を気にして自分のレッスンを安くしないでください。

自分が妥当だと思う値段を自分でつけてください。

 

 

そして、自分の演奏能力や教える能力を高める以外にも、自分(と自分の商品やサービス)を宣伝するということを忘れないでください😌

 

「価値がある」と他人に認められるためにできることを、

先生であるあなたは全てやっていますか?

 

行動したら世界はすこしずつ変わります!