意見

地方から東京にきた音大の学生が東京に残るメリットとデメリット

こんにちは、しもんです!

私は藝大の大学院修士を修了したあと東京で生活することを選んだのですが、マジで地獄でした。笑

月の食費6,000円で過ごしたこともあるし、家賃が払えなくて退去させられそうになったこともあります。

世知辛い世の中だったし、「世の中お金が全てだ」と思っていました。
(実際お金は大事です。)

藝大の修士を修了したあと(24歳)、
毎日4時間睡眠で仕事しまくってたけど、働いて得たお金が家賃などの固定費に消えていくのが悲しすぎた。

東京に残って尊敬する音楽仲間たちと一緒に音楽ができたのは良かった。
でも、在学中に稼ぐ基盤を複数作っておくべきだったと今では思っている。

私は運よく音楽の仕事がたくさんあったけど、
節約に節約を重ねてようやく生活できたレベル。

今の学生に伝えたいのは、

・自分を無駄に安く売らない
・東京に固執する必要なんてない
・学生のうちから将来資産になる働き方をする

この3つ。
辛かったら地元に戻ってもいい。

地方から東京にきた音大の学生が東京に残るメリットとデメリット

メリット

・地方よりも音楽の仕事(演奏やレッスンの仕事)がある

・尊敬できる音楽仲間がたくさんいる

・音楽仲間以外にも会いたい人が常にいる

東京にはやはり能力が高い人が集まっています。

それは音楽がどうしても生(ナマ)のものであることが大きな要因です。
コロナ禍じゃなければ東京では毎日素晴らしいコンサートが山のようにありますよね。

人が集まるところには優秀な人も集まります。

 

しかし、もちろん地方からきた学生にはデメリットもあります。

デメリット

・圧倒的に固定費がかかる

このたった1つのデメリットだけでどれだけ情けない気持ちになるか、経験したことがある人はわかると思います。

ちなみに東京に実家がある人はそれだけで超強いです。

だって、そこらへんでバイトしているだけでもどんどんお金が貯まっていくもの。
それで新しいことにチャレンジしたり、どんどん行動していける。

でも、地方から東京にきた人は家賃や光熱費、奨学金の返済などの固定費を支払うだけで精一杯の人ばかりだと思います。

ここを打破するためには、

✔︎東京に住むことに固執せずに地元に帰る。

✔︎学生のうちから収入の基盤をたくさん作る。

✔︎学生のうちから資産となる働き方をする。

この3つが考えられるかな、と思います。

お金を稼ぐために行動しながらも、東京に固執しない生き方

どうしても東京でやっていきたい場合は、

・音楽は続けつつも、音楽以外の職業でお金を稼いでからまた音楽の世界に戻ってくる

というのが現実的だと思います。

でも、東京にいる時点でアホほどお金がかかりますよね。

自立するにも準備が必要です。学生時代のうちにちゃんと収入の基盤を築けなかった人は一旦実家に帰るのはありです。

一回地元に帰って、プログラミングを勉強したり動画編集やデザインを勉強したり、ブログを書いたりしてリモートでどこでも稼ぐ能力を身につけてから東京に戻ってくるのもありだと思います。

稼ぐ力がないとやっていけません。

私のエピソード

私は完全に東京に固執してました。

その当時はブログやYouTubeで稼げるなんて思っていなかったし、音楽家としてやっていくなら東京だって信じてました。

でも、今は時代が違います。

音楽家の働き方も多様化しています。

 

なんなら起業したり投資家になって自由な時間やお金を得てから音楽の道に戻ってくる人もいます。

 

私はバイトと音楽活動をどっちもやりましたが、
バイトは自分の能力のプラスにもならず資産にもならない働き方ですよね。

時間の切り売りを続けるだけで年数が経っても生活は楽になりません。

私はそれが絶望的でなんとか変えたかった。

今はブログや配信者としての活動で徐々に人生が変わってきているのを感じています。

 

人生を変えたいと思うなら自分で行動するしかありません。

誰かが手を差し伸べてくれるのを待っていたらずっと貧乏で辛いままです。

今学生の人はどうかお金と時間があってチャレンジできる今から収入の基盤を築いておいてください。

その時に、自分の道を狭めずに色々とチャレンジすることをオススメします!