こんにちは、しもんです!
今、コロナの影響でまだ少ししか演奏会ができないわけですが、
演奏家のみなさまは演奏会ができない中でレパートリーを増やしたり自分のスキルアップをしていると思います。
今日の記事では、
コロナの時代においてネットで活動している人と活動していない人の違いを話します。
ネットで活動をすることは正義ではないですが、
演奏家の皆さんが知っておいた方が良い、 “決定的に違う点” があります。
今は “将来の時間” の価値を上げるフェーズ
日々、自分のスキルを上げる(ピアノに限らずに1人の人間として成長する)というのは演奏家であればみんなやっていると思います。
しかし、
今日演奏家の皆さんに意識してほしいのは、
あなたがスキルアップに使う時間が将来のお客さん(コンサートを聴きに来てくださる人)にどう影響しているか、です。
ネットの活動をしていない人にとっては、
✔︎練習に練習を重ねてコンサートという本番で将来のお客さんの満足度を上げることができる
これだけです。
(もちろんめちゃくちゃ大切なことだし、これがなくなってしまったら本末転倒です。)
ただ、
ネットの活動をしている人にとっては、
✔︎コンサートの本番でお客さんの満足度を上げるだけではなく、
コンサートが開催されるまでのお客さんの時間にも価値を提供することができて、実際のコンサートの期待感と満足感が上がる
これがあります。
シンプルに言うと、需要が高まるんです。
何かのサービスを提供するとき、
提供者は相手の時間を奪うことになりますよね。
しかし、その時間の価値が高まれば「時間の搾取」は「満足」に変わります。
実際のそのサービスを使う時間だけではなく、そのサービスに思いを馳せている時間がすごく大切です。
演奏家の皆さんは、
誰かに「◯◯さん(あなたの名前)の演奏を聴きたい!」と思われている確信がありますか?
ほとんどのクラシックの演奏家はファンという存在を認識していないと思います。
ネットの活動をしないとファンの人の存在を日々感じることは難しいからです。
私はYouTubeやTwitterで動画を投稿するたびに「生の演奏を聴きたいです!」というようなコメントをいただきます。
実際のコンサート聴きにくる前の「思ってもらう時間」を作ることによって、
演奏会の需要が高まっていきます。
もし、あなたが今自主企画リサイタルをするとして、
個別にメールを送ったりめんどくさい営業をやらずに人を呼ぶことができる確信がないのであれば、すぐにネットに動画を上げてみてください。
動画じゃなくても良いです。文章や写真でもいい。
とにかくあなたがオンライン上で他の人の目に触れる時間を作ることが大切です。
何も発信していないと忘れられます。
人間って大事な人以外は忘れるものです。
演奏家の皆さんは、「思われている時間」を作るためにどんどん自分自身を世の中に発信してください😃