こんにちは、しもんです!
先日YouTubeに届いたコメントに久々に腹が立ったので紹介します。
そのコメント自体は私が見た瞬間に削除してそのユーザーをミュートにしたのでもう見られませんが、こういうコメントでした。
私がYouTubeでピアノの動画を投稿すると、たまに「ただのぼんぼんじゃん」みたいなコメントがきます。
私が子供のころ、父は3つ仕事を掛け持ちして毎日働いてくれてたし、母もバイトしてくれてた。
それでもカッツカツだったけど3人の子供を育て上げた!簡単にピアニストになれたと思うなよ!!
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) 2020年4月4日
私がYouTubeでピアノの動画を投稿すると、たまに「ただのぼんぼんじゃん」みたいなコメントがきます。
私が子供のころ、
父は3つ仕事場を掛け持ちして毎日働いてくれてたし、母もバイトしてくれてた。
それでもカッツカツだったけど3人の子供を育て上げた!
簡単にピアニストになれたと思うなよ!!
ピアニスト=お金持ちだと思ってる奴!自分の雑魚さを知れ。
まず、
お金持ちだったとしても貧乏だったとしても、
プロのピアニストになるためには尋常じゃない継続と努力が必要だ。
努力という言葉はあまり好きじゃないが(苦痛が伴う印象を与えるので)、
とにかく音楽を愛してそれを続けてきた人間じゃないとプロにはなれない。
YouTubeキッズへのアドバイス
「ただのぼんぼんじゃん」とコメントしたYouTubeキッズよ。
お前はまだ何も努力してないからそんなことが言える。
継続して何かを成し遂げたことのある人間からは、「ただのぼんぼんじゃん」などという言葉は出てこないからだ。
私からアドバイスしよう。
何かに没頭して時間を忘れる経験をしろ。
ゲームでもいい。それで世界を目指してみろ。世界じゃなくてもいい。日本一でもいい。
そしたらお前のモノの見方は変わる。
どれだけプロがすごいかわかる。
そもそも金持ってるだけのただのボンボンは東京芸術大学のピアノ科には入れんよ。
仮に、
芸大に入るのは簡単だとしよう。
しかしプロとして演奏活動を続けていってファンがついてきてくれる演奏家なんて一握り…いや、ひとつまみだ。
さらに言うと、
クラシック音楽の世界は継続する才能だけじゃどうしようもない残酷な世界でもある。
圧倒的に音楽的な才能が必要なんだ。
(芸大に入ってきた人でも全員が音楽的才能があるわけじゃない)
「音楽の才能を持った人間がずっと継続してきた」
文章にしたらものすごく簡単に見えるだろ?
でも世の中の人間のほとんどはこれができないんだ。
これがまず音楽家になるために必要なこと。
さらにこれで食っていくためにはファンがつかないと行けない。
お金を稼がないといけない。
そのためにおれがやったこと・やっていることは、
・ブログを300日以上毎日書き続ける
・コンクールに出て入賞したりして認知される
・YouTubeなどの動画サイトやTwitterで毎日情報発信する
・泥臭く一人一人に営業のメールを送ったり、直接挨拶にいく
これでようやくファンが増えてきてくれたんだ。
君にそれができるか?
できるならやってみろ。
そしたら君の人生はもっと豊かになる。
残念ながら、みんなやらない。
「やれば良い」ってわかっててもやらない。
人間はみんな、自分が行動しない理由を探すのがうまいんだ。
とにかく行動してみろ。
そしたら人生変わるから。
そして君の人生が変わる前に、君のモノの見方が変わる。
私の家庭は裕福ではない
まず上記のツイートに書いたように父は仕事を3つやってた。
(英会話教室×2、朝の市場でバイト)
もう10年も前に亡くなったが、亡くなる前は2つ仕事してた。
そして母も働いてた。
それで子供を3人育て上げた。
金持ちだったと思うか?
今母に聞いたら、両親あわせて一番多いときの年収で600万いかないくらいだったそうだ。
どれだけ節約して3人の子供のために尽くしてくれたか…
お金がなくてもプロにはなれる
おれ自身もお金がなくて、大学時代は一日の食費が200円で生きてきたこともあった。
大学時代の飲み会なんてほとんど行けなかった。
なぜなら友人が行ってる2〜3回分の飲み会代はおれにとっての1ヶ月分の食費だったからだ。
「なんでこんなに不公平なんだろう」と自分の人生を呪ったこともある。
しかしそれは自分がお金の勉強をしてなかったし、情報に疎かったからだ。
今の時代は違う。
YouTubeでいくらでもお金の勉強ができるし、コスト0で行動ができる時代だ。
行動すれば誰でも人生を変えられる。
YouTubeにピアノの演奏を投稿していてプロとして活動している人もいる。
行動すれば自分の環境を変えることができる。
人生における選択肢を増やせる。
私はそうやって自分の人生と環境を徐々に変えてきた。
今も継続して頑張ってる。
Twitterはクラシック業界ではフォロワー数多い方だと思うけど、まだまだ伸ばします。
YouTubeもまだまだ伸びる。
(画像クリックでそれぞれのページに飛びます)
金がなくても、ちゃんと情報をえて行動に変えて時間をかければプロにはなれる。
金は大事だが、全てではないのだ。
「ピアニストはただの金持ちだ」と思ったキッズよ、
努力の尊さと自分の雑魚さを知れ。
まとめ & もう一つ言いたいこと
とにかく、人に嫉妬してディスってる暇があったら自分のために行動した方がいい。
そして、
上記のこととは話がズレるがこの際言っておきたいこととして、
嫌いな人をディスるのももちろん、好きな人に物申すのもやめた方がいい。
時間の無駄だし、
他の人から「あの配信者のファンは民度が低い」と思われて終わるだけ。
もう少し掘り下げると、
配信者に対して物申してる人たちは信者ではない。
彼ら・彼女らは「自分は信者ではなく、ちょうど良い距離を保っている」と思ってるかもしれないが、あの人たちは自分が信者として100%を超えてちゃってることを自覚していないのだ。
そもそも、
ちょうど良い距離感でいてくれるファンの人は配信者に物申さない。
もちろん提案や意見はコメントで言ってくれる。それは嬉しい。
でも陰では言わないし、コメントで本人に直接言うときもちゃんと言葉を選ぶ。
物申してるファンは自分が距離感を間違えていることに気づいていない。
そして陰で普通に配信者をディスってるのだ。
しかも、ディスっている自覚なく。
これはもはやファンではなくアンチ。
そして私は上記のことを何回も言っていますが、
それに対して「自分のことではない」と思って物申すことを続けている人が何人もいる。
(私のファンだけではなく、他の配信者さんのファンでもよく見かける)
嫌だったら離れれればいい。その権利をあなたは持っている。
YouTubeやTwitterというコミュニティーを「国」に例えよう。
昔あるところに、しもんという人がいました。
しもんが「しもん国」を作ったところ、しもんの価値観にあう人たちが自由に入ってきました。
現実世界の国ではどこに住むかをひとりひとりが自由に選ぶのは難しいけど、
「しもん国」はいつ入ってきても、いつ離れて良い権利をみんなが持っています。
いつ離れても良い権利を持っているのに、自由に入ってきた人たちは段々としもんに干渉してこようとしました。
しもんは疲れました。
「ブロックできるけど、応援してくれてる人だしな…」
「物申すような嫌なことがあるならしもん国から離れたらいいのに…」
しもんは、国に住んでくれてる人の居心地の良さは追求したいけど、
自分のポリシーや心地よさを捨ててまで相手に尽くそうとは思いません。
物申されて疲れたしもんは、ファンの仮面をかぶったアンチをブロックすることにしました。
〜fin.〜
私はブロックしていませんしこれからもしないと思いますが、
ファンで配信者に物申してる人は、好きな人を無自覚にディスってることをそろそろわかってほしい。
あなたができることは「嫌なら離れる」。
それだけです。
当たり前ですが、
物申してる人とは絶対にオフラインで会うことはありません。
冷静に考えてみてください。
ネットで私に対して物申して、結果的に私をディスっている人と会いたいなんて思わないですよね。
私は今の時点で物申してる人に関しては、レッスンの依頼も断るしファンミーティングの参加も断ります。
会いたくないからです。
もう一度言いますが、アイディアの提案は嬉しいのです。
でも物申すのは違う。
私が嫌なら、どうか私から離れてください。
配信者は視聴者の奴隷じゃないんだよ。
どこまで行っても、配信者は自分がやりたいことをやっているのです。
(視聴者さんの意見を取り入れるとしても、それは自分がやりたいことだからやっている。)
YouTubeの視聴者さんやTwitterのフォロワーさんには感謝しています。
しかし、配信者と視聴者(フォロワー)は決して対等な関係として存在しているわけではないのだ。
「配信者と視聴者は対等だ」と勘違いしている人がいるが、それは大きな間違い。
人間としては対等だが、
「配信者(生産・供給する側)」と「視聴者(消費・需要する側)」は対等ではないのだ。
なぜなら、
配信者が配信しなければ視聴者は成り立たないからだ。
逆に、視聴者が誰もいなくても配信者は配信するだけで配信者になれる。
そして新たな視聴者を得ていける。
私は決して視聴者さんを下に見ているわけではない。
私のファンの方なら、私がYouTubeでどうやってみんなが心地よいと思えるコミュニティーを作ろうとしているかわかってくれるはずだ。
私は「しもん国」として始めているのだから、嫌だったら離れれば良いだけの話。
国(コミュニティー)は他にもいっぱいある。
それが私が考えているYouTubeやTwitterコミュニティーのあり方です。