4歳の時に描いた絵本を晒す!

さて、4歳の時に1人で作った絵本(ハードカバー)をご紹介します!

不思議なバケツ さのしもん
 

 
ある日、猫が散歩に行きました。
少し行くとトンネルがありました。
 
 
トンネルをくぐって行ってみると少し光ってるものがありました。

 
行ってみるとそれはバケツでした。
そのバケツを持って帰ってみてびっくりしました。
光らなくなっていたのです。
 
日陰に置くと光らなくなるのです。
びっくりしていると友達が来ました。
 
 
 
慌ててバケツを隠しました。
遊んでいるとお父さんが帰ってきました。友達が帰っていきました。
 
そして、ご飯を食べているとバケツのことが心配になってきました。
 


ご飯を食べ終わると朝になっていました。

なんだー夢だったのかー

びっくりしました。

おわり


〜 作家本人による書評 〜

夢オチかよww

そして、お前びっくりしすぎだろ。笑

恐らくですね、この時期「びっくり」という言葉を知って、その響きを気に入っていたため使いまくってたのだと思います。

さて、この絵本なかなか深いことを書いております。

トンネルという”暗い場所”から外にあるものは輝いて見えるが、外という”明るい場所”から日陰にあるものを見るとその輝きが見えなくなる・感じられなくなる。

…よくわかんないけど何かを示唆してそうな文章です。笑

「友達が来て帰っていった」のくだりですが、
文章と文章の間に作者の頭の中では色々な遊びが展開されておりました。
しかし、それを文章に書く能力がなかったためただの事実を書くだけの文章になったのでした。


しかし、バケツを隠しちゃうシーンと、バケツのことが心配になるシーンは、
自分だけの秘密の所有物に対する想いが表れてますよね。


この絵本を書いているとき、横にいた父親に「論理的じゃない!」みたいなことを言われたり色々口を出されたのを覚えていますが、
それに困りつつも「しもんくんの物語なの!」と言って自由に書きました。
(注:中学1年生まで家族間では自分のことを「しもんくん」と呼んでいた。「しもんくん」から「おれ」とか「ぼく」に移行していくときの気恥ずかしさよ。)

ありがとうございました。
あ、茶色っぽいのは裏面の糊です。


絵本を読んで思ったことは、

初めてのことはできなくて当たり前だから、この幼少時代のように初めてのことでも思い切ってやってみよう。
余計な知識とか入ってくると思いっきりできないけど、
知識があったとしても恥ずかしがらずにやってみることが大切だなぁと。
自分なんかできない…とか思ってる暇があったら、やってみた方が早い。

成功してる人は、成功するまで続けたから成功したんだ。


…そういうことを学びました。
ありがとう、4歳の自分よ。笑