音楽

【教える=学ぶ】人に教える重要性【出し惜しみしない】

しもん
しもん
人に教えることで自分の学びに繋がった!

こういう経験を持っている方は多いと思います。
今日は「自分が学んだことはどんどん人に伝えていくべき理由」について話します。

先日こういうツイートをしたら反響があったので紹介します。

https://twitter.com/Shimon_Sano/status/1141995278033014784

ピアノのレッスンで
【他人に教える】
というアウトプットをやっていると、

普段の自分の練習で
「これ生徒に教えてるくせに自分で出来てないじゃん!」
ということが沢山出てきて、

結果的に自分を律したり成長させることに繋がるので、
他人に教える時は出し惜しみせずに与えた方がいい。

学んだことを人に伝えることがなぜ大切か

まず人に伝えたり教えたりすることで自分の頭が整理されます。

そして、伝える際に相手の反応をみながら、より伝わりやすい言葉を考えられるようになります。

伝えたいことを自分の言葉や自分の喋り方に変換して相手に伝えることで、
自分の中にある知識がより確固たるものになっていきます。

伝えている時に、

しもん
しもん
(ここの説明の仕方はまだ改善の余地があるな)

など、自分に足りない部分に気づけるのも大きいです。

さらに、
他人と話すときは相手の反応をみながら伝わりやすい言葉や例えを考える習慣をつけることも重要です。

伝えるための言葉の引き出しや表現の幅が広がっていくと、

自分の考えがより明確になって説得力も増していきます。

 

人に教えることで自分が学ぶことになる。
教えることは最強の学びです。

学ぶときのコツ

例えば本を読むとしたら、

最初から
「人に教える前提で読むこと」

これがコツです。

本を読んでいると
「あ!これ人に教えたい!」ってことが出てくると思います。

その部分に印をつけたり紙の端を折ったりして読み進めて、
読んだその日のうちに学んだことをSNSなどで投稿してみてください。

その文章を作る過程で、自分の頭が更に整理されてその事柄に対する理解が深まります。

ブログやYouTubeで、Twitterで発言したことをまとめると更にGOOD!!

気をつけるべきポイント

Twitterの場合は、140字という文字数制限があるおかげで
「わかりやすく、しかも正確性を求められる」ため、頭を整理するためにはとても良いです。

しかし、ここで強調したいのは、
Twitterは140字という文字制限によってわかりやすさだけが先行して、
正確性が薄まってしまう可能性が高い

ということです。

ここらへんのバランスを自分なりに追求していけたら人に伝える点で確実に成長につながります。(ライティングスキルも高まります。)

知識をどう生かしていくか、が重要

ここまでは学んだことを人に伝える重要性について話してきましたが、
知識は自分で使わないと意味がありません。

例えば、
私が実践している知識としては、

「20秒ルール」→自分がやらなければならないタスクは20秒以内にそれに触れられるようにしておく。
やりたいけどやってはいけないもの(ピアノ練習中のスマホいじりなど)は、
それをするのに20秒以上かかるようにしておく。

「5分ルール」→日々の生活におけるタスクで、5分以内に終わるものはすぐ片付ける。5分以上かかるものはスケジュールとして組み込む。
やる気が出ないときでもとりあえず5分やってみる(そうすると大抵やる気が出てきてそのタスクを終わらせることができる)

というものがあるのですが、
もしこれを自分で実践していなかったら、
いくら知識を人に伝えても違和感が残ると思います。

説得力に欠けるんですよね。

伝え方の実践例

大切なことは、

自分の体験をプラスして伝えることで説得力が爆増しになる

ということです。

ただ知識を伝えるだけではなく、

しもん
しもん
ピアノを弾く時はスマホをピアノの譜面台に置いていたら気になって練習に集中できないから、
自分の部屋にしまっておくとか、
1Kで一人暮らしをしている場合はキッチンの方に置いておくなどして、

すぐには触れない場所に置いておくとピアノの練習が捗るよ!

とか、

しもん
しもん
部屋の片付けや食器洗いって絶対に5分以内に終わるから、気になった瞬間に片付けることで、
頭で「あーあれやらないとなー」って考えるストレスがなくなるから今やるべきことに集中できるよ!

こんな感じで伝えたら単に知識を伝えるよりも相手に響くと思いませんか?

知識はそのまま伝えるだけじゃなく、自分で実践しているということが大切です。
そして、実際のエピソードを混ぜて話すと相手に伝わりやすくなります。

生徒へのアドバイスを実践できていないピアノの先生へ

ピアノのレッスンで、生徒に「こうしなさい」というだけで先生が実際に弾けなかったらどう思いますか?

生徒からしたら不信感しか生まれませんよね。

ここで言いたいのは「先生は完璧じゃないといけない!」ということではありません。

もちろん生徒へのアドバイスを先生自身が実践できる、というのは先生として必要なスキルですが、

私が言いたいのは『生徒と共に学んでいく姿勢が大切』ということです。

音楽そのものからみたら先生と生徒に上下関係などありません。
上下関係というプライドは捨てましょう!

例えば、

新しい音楽的な知識を手に入れたら、
まずは自分が一人で練習してみる。
そしてレッスンで生徒にやらせてみる。
先生がご自分で手本を見せられない場合は生徒と一緒にどうやったら表現できるか考えてみる。

音楽を深く追求していくことは楽しいので、先生と生徒という立場なんか忘れてやってみてください。

先生が試行錯誤して音を響かせる姿を見せるだけでも、
生徒に音楽を追求していく楽しさが伝わると思います。

食べ物を何でもかんでも「美味い、美味い!」と言って食べていた父の姿をみた私がどんな食べ物も大好きになったように、

生徒は先生が楽しんでいる姿をみて音楽の楽しさを知るのだと思います。

死ぬまで学ぶ姿勢が大切

1日5分でいいので本を読みましょう。新しい知識に触れたり、自分の知識を深くしていきましょう。それを実践しましょう。

その積み重ねが大切であると私は信じています。