こんにちは、しもんです!
皆さん、ピアノに限らず音楽を演奏するときは “通し練習” をやりますよね。
その時に気をつけないといけないことがあります。
まずはこちらをご覧ください。
プロ・アマ問わず意外とやってしまいがちなのが『両手で通す』という練習。
通し練習はもちろん必要なのですが、『片手だけ(もしくは1声部だけ)暗譜で弾こうとすると弾けない』という人は、本番前に緊張して頭がまっしろになる可能性があります。
無意識を “有意識“ に戻す練習はとても大切です😊
— 佐野 主聞 / Shimon (@Shimon_Sano) November 5, 2020
プロ・アマ問わず意外とやってしまいがちなのが『両手で通す』という練習。
通し練習はもちろん必要なのですが、『片手だけ(もしくは1声部だけ)暗譜で弾こうとすると弾けない』という人は、本番前に緊張して頭がまっしろになる可能性があります。
無意識を “有意識“ に戻す練習はとても大切です😊
特にアマチュアの人は何も考えずに通し練習をやってしまう傾向があります。
今日は、実際に私がどういうところに気をつけて練習しているかを書きます。
もしかしたら “有意識” という言葉に慣れていない人がいると思いますが、大事な言葉なので今日覚えてください😃
今日の記事の内容は読む人によっては価値があると思いますがかなり難しいので、皆さんのできる範囲で取り入れてみてください。
“通し練習”の危険性について
通し練習のメリットとデメリットは表裏一体です。
練習というのは、
最初は意識的にやらないといけないことを、
脳での情報伝達&処理能力を上げていくことで無意識化していく作業です。
ですが、
人間の脳はよくできているようで忘れっぽいので、
✔︎ 無意識で弾いていることをあえて有意識に戻す
✔︎ さらに深い意識を使って弾く
これらをしないと、成長するどころかできていたことすら忘れていってしまう危険性があります。
有意識と無意識のバランスが重要!
無意識でできることを増やしていきつつ、それらを有意識に戻したり、さらに脳を負荷をかけて深い有意識にした後にそれをさらに無意識化していく…これが練習です。
具体的になにを意識するか
私は上記のツイートでは「片手だけ弾いて弾けないとダメ」ということを書きましたが、意識することは無限にあります。
・リズムとメロディーとハーモニーを改めて感じる
・体の使い方(指番号や体の位置なども含む)を改めて考える
・空間への意識を深くする
などなど。
有意識にしてあげる練習をしないと本番前に焦ったときに、
とか
とか迷ってしまうんですよね。
これは精神上よくないので練習の段階で有意識にしておくことが必要です。
具体的な練習方法
演奏者それぞれで有意識でできることは違うので、あなたのできる範囲でやっていただくとして、今日は私がやっている練習方法をお教えします。
まず、ピアノは弾きません。
全てイメージでやります。
イメージなので、ピアノ椅子に座る必要もありません。電車の中や散歩中でもできます。(もちろんピアノ椅子に座った方がよりリアルになります)
目を閉じても閉じなくても良いので、
✔︎あなたが弾く曲を頭で慣らしながら、
✔︎楽譜を思い浮かべて頭の中の楽譜をみて弾いて、
✔︎実際に弾いているあなた自身の目線も想像してください
長ったらしく書きましたが、要するに
楽譜と鍵盤とあなた自身をイメージして想像上で弾くということです。
初めてやる人はただただ混乱するかもしれません。
しかし慣れてくると、あなたの頭の中で鳴る音楽のテンポはゆっくりだとしても想像はできると思います。
この練習の良いところは、実際にピアノで弾くときと同じような体の使い方もイメージするため、変に体に力が入っているところなどにも気付けることです。
イメージ上でなんとなく違和感を感じるところは実際に弾くときにもうまく弾けない可能性が高いです。
改善できる箇所をピアノに触らずにわかるので、実際にピアノを触って練習するときの時間の使い方も効率的になります。
要は、イメージトレーニングの力ってすごいんだよ!ってことです。
ぜひ普段の練習で取り入れてみてください!