こんにちは、しもんです!
昨日と同じくこちらの本から学んだことや感じたことを書きます。
(2024/11/13 14:22:36時点 Amazon調べ-詳細)
タイトルにあるのは本書の第15章からの引用です。
(電子書籍で読んでいるので、ページ数がデバイスによって変わるためページ数を示すことはできません)
この本では基本的に対戦相手がいる競技に対することを書いているのですが、芸術など1人でやることに関しても述べられています。
“どんな分野であっても、頭を冴えわたらせ、今という瞬間に心を置き、猛攻を冷静に受け止められる能力があるかないかで、凡人と優秀な人の差が出るのではないだろうか。”
“その時の最良の武器は、今という瞬間に心を置くことのクオリティを高めることだろう。
普段からただ「心より体で覚えろ」と考えていると、頂上に到達することはできない。
その反対に、深く流れるように心を進行形の今にとどめることがごく自然にできるようになれば、生活にも芸術にも学習にも豊かさが生まれ、自分自身を驚嘆させ喜ばせ続けることになるだろう。”
ピアノで例えるなら、
なにかしらの技術を『頭と体と耳』を使って表現するときに、そこには心が必要です。
いや、”必要である”というより、そもそも最初から”心は在る”のです。
その心と深く結びついていないと、ピアノで何かを表現することはできません。
(心があるから何かを表現したいと思っているはずなので、『心がない』という状態にすることは逆に難しい)
ただ、自分や他人の演奏を客観的に聴いて「心がない演奏だ」と感じることもあると思います。
その理由は、
・心があるのに、忙しさや焦りから自分の心を感じる余裕が薄くなっている
・『頭と体と耳』を使うことばかりに気を取られて、それらの技術と心を結びつける感覚を忘れてしまっている
この2つが考えられると思います。
技術や知識は、心を表現するためにあります。
なのに、心を忘れてしまっては本末転倒です。
大前提として、「心はそもそもそこに在る」ということを忘れないでください😊
その心を練習でも普段からも自分と結びつけておくが大切です。
(でも、日常生活では心を切り離して淡々とやらざるを得ないときもありますよね。わかる。しかし、心を自分から切り離す状態が長くなるのは危険ですよね。バランスは自分で保ちましょう☺️)