こんにちは、しもんです!
先ほど、とある方からタグ付けで質問があったので答えてみました。
@Shimon_Sano しもんさんはお子さんに教える機会がある時、褒めますか?それとも厳しめに教えますか?
私の先生は物凄く厳しくて間違えると凄く怒られまくるという方針の先生でした。娘(四歳)の先生はとにかく褒めて褒めて伸ばしてくださいという方針なのですが。
ちょっと悩んでいます。— me (@lemoned0628) August 12, 2021
しもんさんはお子さんに教える機会がある時、褒めますか?それとも厳しめに教えますか?
私の先生は物凄く厳しくて間違えると凄く怒られまくるという方針の先生でした。娘(四歳)の先生はとにかく褒めて褒めて伸ばしてくださいという方針なのですが。
ちょっと悩んでいます。
これに対する私の答えは、
先生側から見た「レッスンで必要な方針」としては、
・厳しくすること
・褒めることとかそういう表面的なことではなく、
✔︎ 適切なフィードバックをすること
です。
— 佐野 主聞 / Shimon (@Shimon_Sano) August 12, 2021
最初は生徒さんとの信頼関係を気づくために褒めることを優先しますが、その中でも「音楽の奥深さ」を知ってもらうようなレッスンをします。
奥深さの中に「音楽の厳しさ」はありますが、それは教え方によっていくらでも「楽しさ」に変わるので、私が怒ることはまずあり得ないです。
先生側から見た「レッスンで必要な方針」としては、
・厳しくすること
・褒めること
とかそういう表面的なことではなく、
✔︎ 適切なフィードバックをすること
です。
私はレッスンをするときに、音楽的に難しいことであってもそれを「奥深さの楽しさ」に変換して生徒さんに伝えます。
もちろん言葉だけではなく演奏で示します。
そうすることで、厳しくするとか褒めるとかそういう次元じゃない意味のあるレッスンになります😊
もちろん、ただ厳しいだけのレッスンや褒めるレッスンが意味がないと言っているわけではありませんが、生徒さんにとって中長期的にみたら害になることが多々あると個人的には考えています。
そして、『フィードバック』についてですが、
フィードバックというのは良いところも悪いところも伝えるということです。
先生と生徒の信頼関係が出来上がっていれば、悪いところ(改善すべき点)を伝えてもその伝え方によって『改善する楽しみ』を感じてもらうことができます。
ここで大切なのは、「改善することでもっと楽しいピアノライフが待っていること」を“生徒さんが”わかっていることです。
先生がわかっているだけだと何を伝えても一方通行になってしまいます。
生徒さんと一緒に音楽を作り上げていく楽しさを共有するためには、やはり演奏で示す能力は必須です。
言葉だけで伝えても生徒さんからすると「口だけじゃん」ってなるだけなので。笑
このフィードバック、先生と生徒の関係だけじゃなくて個人でも使えます。
自分がやった練習に対して、良いところと悪いところを3つずつ書き出してみてください。
または、今日の一日に対して良いところと改善すべきところを3つずつ書き出してみてください。
実際に書くということがとても大切です。
こうすることでちゃんと冷静に客観的に自分を見つめて、自分を受け入れたり成長したりできます!