こんにちは、しもんです!
ピアノを弾く上で練習は必須ですよね。
クラシックは特に練習が必要なジャンルだと思います。
無意識で最初から弾ける曲なんて一つもなくて、ひとつひとつの曲を深くさらっていかないといけないからです。
ピアノを弾くときに、
頭で何を伝えたいのかをイメージして、
体で楽器を通して表現して、
耳でその音を聴いて自分が伝えたいものであるかを感じる。
これができるようになるためには、練習によってできることを多くしながら無意識化する必要があります。
難しい言い方をしましたが、
『慣れる必要がある』ということです。
ピアノ演奏における「慣れ(無意識)」の必要性と危険性
しかし、だんだんと弾くこと自体に慣れてきたにも関わらず音楽の感じ方が深くなっていっていない場合、
音楽を感じられていないのに弾けちゃう
もしくは、
弾けていないこと自体に気づかない
ということが起きます。
実は、「慣れ」って慎重に扱わないと結構怖いんですよね。
『慣れ(無意識)』には危険な部分もある。
ひとつの曲に慣れてきてテンポ速く弾けるようになってくると、意識しないといけない部分を無視して弾き飛ばしてしまう危険性があります。
✅超絶ゆっくりなテンポで神経や集中力を保って弾けるか
を確かめながらテンポを速くしていきましょう😃
— 佐野 主聞 / しもん (@Shimon_Sano) December 5, 2020
『慣れ(無意識)』には危険な部分もある。
ひとつの曲に慣れてきてテンポ速く弾けるようになってくると、意識しないといけない部分を無視して弾き飛ばしてしまう危険性があります。
✅超絶ゆっくりなテンポで神経や集中力を保って弾けるか
を確かめながらテンポを速くしていきましょう😃
もう少し具体的にどこに神経を使ったら良いかというと、例えば、
・音と音のあいだの、頭と体と耳の意識
などです。
「音を間違わずに弾けているか」とかそういうレベルではなく、もっと根本にある「音と音のあいだの神経の濃さ」を目指す方がいい。(難しいけど🙇♂️)
「音を間違わないように弾く」より大事なこと
と思った瞬間に人間は豊かな発想から遠ざかります。
人間は「間違わないようにしよう」と思った瞬間に豊かで自由な発想から遠ざかります。
ピアノでも、
✔︎「音楽であることを放棄したミスの無さ」は、もはや音楽ではありません。
逆に、
音楽的に表現しようとすると自然にミスが少なくなるし、ミスしても聴いている人は気になりません😊— 佐野 主聞 / しもん (@Shimon_Sano) December 7, 2020
人間は「間違わないようにしよう」と思った瞬間に豊かで自由な発想から遠ざかります。
ピアノでも、
✔︎「音楽であることを放棄したミスの無さ」は、もはや音楽ではありません。
逆に、
音楽的に表現しようとすると自然にミスが少なくなるし、ミスしても聴いている人は気になりません😊
「音を間違わないようにしよう」と思ったら、その音を間違わずに弾くことだけにフォーカスしがちになるので、
・関節が固まってしまう
・音が固くなる
・音と音のあいだの繋がりがおかしくなる
などの「音楽的ではない演奏」に繋がってしまいます。
逆に、
・頭を使って次の音の音色やエネルギーをイメージする
・体を自然に使って移動していく
・耳を使って自分が出した音を聴く
これらは音楽に直結するので、多少ミスしたところで聴いている人は気にならないものなんです。(不思議ですよね)
上記の感覚があるとないとでは、音楽表現に天と地の差が生まれます。
あなたが喋って相手に何かを伝えたいと思うとき、
多少言葉を間違っても相手に伝わりますよね?
言葉も、自分がミスを気にしていたら相手は気にしてしまいます。
ピアノも、実際に喋っているときはミスを気にせずに楽しむことが大切です。
そして、
「ミスをしないためにはどうしたら良いか」を考えるより、
「音楽的に表現するためにはどうしたら良いか」を考えましょう!
そうすることで、自然とミスは減ります!