こんにちは、しもんです!
みなさん、睡眠不足や過労、心配事などのストレスがあった場合って何かしらの反応が身体に出ますよね。
それは身体からの警告が出ている状態です。
そのときに生活習慣を直したり、思考方法を変えたりすることで不調はなくなっていきます。
これってピアノでも同じことが言えるのです。
ピアノを弾いているときはなかなか気づけないかもしれませんが、ピアノでうまくいかない箇所がある場合、確実に身体のどこかに無駄な力が入っています。
ピアノを弾くときは自然に使われる力と動きで弾くのが基本ですが、無駄な力や動きを使ってしまうとうまく弾けない場合があります。
そのとき、不調の原因が腕や指だけにあると思ってしまう人が多いと思います。
しかし、ほとんどの場合それ以外にも原因があって、
頭・首・背中がうまく使えていない(使うための時間をとっていない。もしくは、無駄に使わないようにしようという意識できていない)とか、足に無駄な力が入っているなど、腕や手以外の使い方に大きな原因が眠っている場合も多々あります。
私はここ半年〜1年くらい、
ということに気付きました。
お尻やふくらはぎに力が入っているときは、頭と体と耳が音楽についていけていない状態であることも知りました。
その場合は、テンポをゆっくりしたり声部を分けて練習したりします。
無駄な力が入っているところから力を抜くだけでもかなりの気付きがあるのですが、根本的に大切なのは『音楽を感じられているかどうか』です。
皆さんも、ピアノの練習中にうまくいかない箇所で体の違和感に気づいたら、その違和感を感じない状態で音楽を感じられるくらいまでゆっくり弾いたり片手で弾いたり歌ったりしてみてください😊
そこには確実にうまくなるきっかけがあります。
世の中でピアニストとして認められている人たちの中にも、不調を抱えている(けどその人自身は気づいていない)人たちがたくさんいます。
そして、プロだと尚更、自分の違和感や不調を無視して演奏をこなさないといけないときもあると思います。
でも、そういう人は一度自分向き合う時間を作ってほしい。
違和感があるうちに直さないと悪い癖となって大変なことになってしまう。
とにかく、昨日の記事で書いたように、
・弾く前に考える(理想の音を想像する)時間
・身体をどう使うか(もしくは使わないか)を考える時間
・耳で音を聴いて楽しむ時間
を作りましょう!