みるおとさんがこんなアンケートを実施していました。
【音楽家の動画投稿への意識調査アンケート】
集計結果報告です。約1週間で121人の音楽家の方にご協力いただきました!
時代移り目を感じることができました。
今後の活動に役立てていきます!https://t.co/97aCKrGtLg— MakitoIshikawa@音楽家の為の無料動画制作サービス (@makito_allegro) June 18, 2019
今日の記事では、
・私が今まで2年以上動画投稿や生放送をしてきてわかったこと
・動画投稿サイトによる違い
・動画投稿をやるべき理由
などについて書きます。
現在の状況
私が現在使っている動画サイト、もしくは動画を投稿したことのある動画サイトは、
YouTube, SHOWROOM, ツイキャス, TikTokの4つです。
その他にもポコチャ、LINEライブ、17ライブなど本当にたくさんのサービスがありますが、
今は私はYouTubeとSHOWROOMをメインに使っています。
SHOWROOMとツイキャス
こちらは生放送ができるサービスで、
私は2017年の7月から使っています。
ツイキャスのサポーター174人。
SHOWROOMのフォロワーは251人。
TikTok
TikTokは2019年の5月に試しに30個ほど動画を投稿してみたのですが、
クラシックの動画を投稿していくのは相当厳しいと思いました。
ポップスやジャズの演奏ならうまくマッチング可能ですが、
そもそも15秒という時間の縛りが相当きつくて、
工夫次第では使えることは使えるけど、クラシックにはあまり向いてないと思いました。
(これについて詳しく書くと、この記事の趣旨からかなりズレるので割愛します)
YouTube
嬉しいことに、ここ2ヶ月弱で500人ほどチャンネル登録者数が増えて、もう少しで1,000人に…!ありがとうございます!
私が動画投稿や生放送でやっていること
そもそも私が動画投稿を始めた理由は2つあります。
自分が生きていた証をこの世に残したい
小学生の頃から「自分は世界に名を残せるようなことができるか」と常に考えていました。
ピアニストとして名を残すとしたら、
大きな国際コンクールで優勝するとか、CDがバカ売れするとか、
当時はそういうことでしか名を残せなかったけど、
ネットが普及した今の時代だと個人でも生きていた証をこの世に残せます。
その一環として動画投稿があります。
HIKAKINさんもいつだかの動画で言ってた。
「おじいちゃんになった時に孫とかにこういうことをやっていた、と話せるようにしたい」と。
小さな頃の自分の夢を叶えるため
私は小さい頃、
「自分が好きなピアニストがどうやって練習しているか、その練習風景を見てみたい!」とずっと思っていました。
そこから色々と盗んで学びたいと。
でも、誰もやらなかったので私が一番最初にやり始めた、という感じです。
演奏を流す人はたくさんいるし、練習を流している人もいますが、
私のように「練習中に考えていること、感じたことを全て言語化してピアノの練習を実況する」という人はまだ誰もいません。
私は2年間それをやってきて最近ようやく需要がある人に届いてきたな、という実感があります。
1つ1つの動画サイトを簡単に解説
表にまとめてみました!(この表のまま使っていただけるならフリー素材として使ってくださって構いません)
この項では、
サイトに関する簡単な解説と、
どんなシステムだとしてもこれらの動画投稿サービスを使った方が良い理由について書きます。
YouTube
2019年6月現在の規定だと、
1,000人のチャンネル登録者数がいれば収益化申請が可能。
(再生時間の規定もありますが、これは普通に動画投稿していれば絶対に超えるので問題ない。)
専門性を持っている人ならどんどんやった方がいいと思う。
そして、生放送に関してですが、
例えばプレステ4からは登録者数に関係なく生放送ができます。
あと、スマホやタブレット以外の配信機材を持っていれば登録者数1,000人以下でも生放送が可能です。
収益化に関しては、
今の規定だと顔出しして話していればとりあえず通ると思います。
投げ銭(スーパーチャット)は3割がGoogleに持っていかれますが、これは仕方ない。
Googleには逆らえないので。笑
SHOWROOM
SHOWROOMはストリートミュージシャンをそのまま形にしたようなサービスです。
視聴者は投げ銭ができます。
ただ、投げ銭の6割がGoogleと運営側に持っていかれると同時に、
公式の人はさらにマネジメント会社に20%〜35%持っていかれるという完全なる搾取の構造になっているため、
例えば視聴者さんが100円投げ銭しても配信者には5円しか入らないという意味のわからないことが起こっています。
なので、これから参入する人は公式枠ではなくアマチュア枠で続けた方が気持ちよく活動を続けられるかもしれません。
アマチュア枠なら100円の投げ銭で40円入ってきます。
それでも少ないけどね。
お金のシステムにはモヤモヤが残るが、人を集める上では素晴らしいシステム
SHOWROOMは無料のアイテム(星)を集めるために、
誰かの配信部屋に入って15秒ほどその配信を観ないといけません。
(観なくても星を集められるけど、そのことに関しては割愛)
この、「15秒は観てもらえる」というのが配信者にとっては嬉しいですよね。
私も生放送で使っているが…
私は動画が残って欲しいと思っている人間なので、
YouTubeで登録者数1,000人を超えてスマホからの生放送ができるようになったら、
SHOWROOMの生放送は使わなくなりそうだなぁと思っています。
ただ、今回紹介する4つのサービスの中で、ライブ感を一番感じられるのはSHOWROOMです。
ツイキャス
ツイキャスは投げ銭というよりはクラウドファンディングに近い形でお金を集めることが可能になりました!
(以前は一銭も稼げなかった)
あと、30分ごとに生放送が切れるシステム(視聴者さんが投げてくれる「コイン」で延長可能)は配信者ではなくて運営会社側がお金を稼ぐシステムなので、
ここも搾取されてる感は否めない。
それでもやる価値はあります!
ツイキャスは生放送をアーカイブとして残すことが可能なのもSHOWROOMとは違った良さになっていると思います。
TikTok
こちらは中国では恐ろしく爆伸びしていることは有名だし、日本でも成長率が半端ないです。
中国版のTikTokではライブも投げ銭もできるので、
日本版のTikTokでも将来的にそれらが実装されるはずですが、現時点ではまだいつになるかはわかりません。
そして、TikTokは動画の長さが15秒ですが、
アカウントが育っていけば、45秒や60秒動画が投稿できるようになります。
どんなシステムだとしても生放送や動画投稿をした方が良い理由
私は2017年7月に生放送を初めて、その月末に自分のピアノリサイタルがあったのですが、
生放送を観てくださった方の中から10枚もチケットが売れました。
生放送で収益がなくても実際の自分の商品に結びつけることができる、
これがめちゃくちゃ大きな利点です。
CDなどの商品がある人やすぐに始めた方がいい。
演奏家は特に、自分の演奏を聴いてもらったり、人間としての魅力を認めてもらえるチャンスになるので生放送や動画投稿をしない理由がない。
更に、動画サイトとSNSを結びつけることができるので、
動画サイト⇆SNS⇆ブログ
みたいな形で流入が期待できます。
(ちなみに私は、
Instagram、Facebook、Twitter、などのSNSによって微妙に使い方を変えています。)
【2つの大きな利点】
・生放送や動画投稿によって自分を認知してもらうことで人気に繋がるし、
自分の商品に結びつけることができる
・他のSNSに来てもらうことができる
無料で動画を学ぶならこれ!
そもそも情報を手に入れるにはお金と時間がかかるわけですが、
今の時代、無料で手に入れることができない情報などほとんどなくなってきました。
動画においても同じです。
今は、YouTubeにおける動画の撮り方や集客方法に特化したYouTubeチャンネルがあります。
その名も、
もうこのチャンネルに全てが語られていると言っても過言ではありません。笑
公式に選ばれているので権威性もあります。
動画集客チャンネルの酒井さんが言っていることを自分なりに試行錯誤してやっていけば伸びます。確実に。
YouTube動画を始めたいけど行動できない人へ
大丈夫です。
最初から完璧は無理だし、誰もあなたのことなんて気にしてません。
そして、超人気YouTuberの方の最初の方の動画を見てみてください。
なかなか酷いクオリティです。
こういうのはとにかく慣れが必要なので、
セミナーに行ったり有料の教材を買う前にまず自分でやってみることをオススメします。
知識をいくら仕入れても実際に行動しなかったら意味がないし、
こういうことは実際にやってみることでしかわかりません。
最初は酷いクオリティーで大丈夫です。
スマホで撮ってスマホで編集とかでも大丈夫。無編集でも大丈夫。
やっていく内に自分の能力や撮影機材のレベルアップの必要性を感じてくると思います。
その必要性を感じたならそれに向けて行動・努力すれば良い。
専門性がある人はやった方がいい!
とにかくニッチな分野で専門性がある人はすぐやった方がいいです。
まだまだ伸びます。
認知されて人気になっていきます。
あと、伸びる例としては、
・女の子が顔出しして演奏
女の子が顔出しすることに関しては危険性もあるのでその点は気をつけないといけませんが、
顔出ししなくても首から下だけ写したり、着ぐるみとか被り物をしていても人気になります。
動画の世界においては、女性であること自体がめっちゃ強い。事実として。
まとめ
動画投稿サイト、生放送のためのサイトはたくさんありますが、
・どんなサイトでも自分の価値を高めて認知されるためのキッカケになる
・思考するのも大切だが、ちゃんと思考できるようになるためには量をこなすことが必要
完璧など無理だし、まずは自分なりに始めてみることが大切。
あとは私の好きなチャンネルを紹介(随時追加)
ここから先は読まなくて大丈夫です!
勝手に私が好きなYouTubeチャンネルやYouTuberを紹介します!
以前からこの記事書きたかったけど、独立して書いてもあまり意味ないと思ったので、
こちらの記事にくっつけます。
(時間がある時に追加していきます)
ももと天
映像も美しいし、ママとパパの会話の感じとか田舎の風景とか全てから幸せが溢れています。