先日、私はこういうツイートをしました。
譜読みの段階から仕上げの段階まで、音楽的な呼吸と体への意識をもって練習できる人は強いよなぁーー!!
私の弱点としては、
譜読みの段階では呼吸や体の意識ができるんだけど、
音の表現を細かくやっていく内にミクロになりすぎてマクロ視点を忘れて呼吸が止まってしまうこと。意識し続けろ!
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) May 3, 2019
譜読みの段階から仕上げの段階まで、音楽的な呼吸と体への意識をもって練習できる人は強いよなぁーー!!
私の弱点としては、 譜読みの段階では呼吸や体の意識ができるんだけど、
音の表現を細かくやっていく内にミクロになりすぎてマクロ視点を忘れて呼吸が止まってしまうこと。
意識し続けろ!
解決方法としては、
ミクロの練習をした後に必ずマクロで全体としてのバランスを取り戻すこと。
というのも、超絶ゆっくり耳を使いながら練習してるときにin tempoと同じ呼吸法は使えないので意識的に戻す必要がある。
無意識でちゃんと音楽的呼吸になる人はすごいと思う。
おれはまだまだ。
私は呼吸法に関することはこのブログやTwitterでも沢山言ってきたし、
もちろん実践もしてるのですが、まだまだ甘いんですよね。
今日は自分の練習の時の甘さをそのまま書きます!自戒として!
そして、ピアニストの呼吸法を学ぶためのオススメの本を紹介します。
細かい表現を練習しすぎて、全体で通した時の呼吸を忘れてしまう症候群。
見出しタイトルの通りなのですが、
具体的に説明すると、
例えば、
たった1音の表現を追求していった時に、全体の流れの中でその1音を表現する練習はするんだけど、いつの間にか流れに付いてくるはずの呼吸を忘れてしまっている
という残念なことが度々起こります。
音楽的な呼吸をしないと、表現はもちろん、体が固くなるので負担が大きくなります。
私がそうだったのでわかるのですが、
「呼吸をできている」と勘違いしているピアニストは、
呼吸できておらず体を固めている(特に首や肩、口周りにものすごくチカラが入っている)ことに気づいていない人がほとんどです。
私も、実践方法がまだまだ中途半端。
音楽の中に入る呼吸をもっと自然にできるようになりたい!
オススメの本【よくわかるピアニスト呼吸法】
これです。(画像クリックでAmazonに飛びます)
この本、良いことが沢山書いてあります!
例えば、
・ちゃんと呼吸を持って歌うことで拍の位置(リズム)が微妙にずれることについて
・呼吸感と指先の皮膚感覚の結びつきについて
・音程の違いによる呼吸量の違いについて
・息を止める(保つ)必要性がある場合について
など、為になることが沢山書かれています!!
基本的には、
フレーズが終わるところで息を吸う、フレーズ中にその表現によって吐く息の使い方を変える。
あとは、
クレッシェンド・音が上がる時に息を吸う
ディミヌエンド・音が下がる時に息を吐く
ことが基本になりますが、本には呼吸法だけではなくピアノの構造だったり、
もっと細かな視点・大きな視点からのヒントも沢山書かれています!
ぜひ読んでみてください!
私もYouTube動画で説明していきます。
一緒にレベルアップしていきましょう!