ピアノ練習法

楽譜に書いてあることと逆のことをやってみる練習法

今日は効果的なピアノの練習法を一つシェアします。
30秒で読めます。

『レガートをスタッカートで練習』
は割と有名だけど、

『スタッカートをレガートで練習』
はやってる人少ない気がする。

スタッカートで書かれている場所は、
メロディーとして音と音の間を歌うことを忘れて弾き飛ばしがちになるので、
レガートで音程を感じやすくする練習はオススメです。

この練習の本質は、

『本来楽譜に書いてあることと逆のことをしてみることで、実際に楽譜に書いてあることの魅力や意味がわかる』というところにあります。

説得力が増す演奏に繋がる可能性を秘めた練習方法です。

Tweetした通りなのですが、他にも、

✔︎fをpで弾いてみる
✔︎dim.をcresce.で弾いてみる
✔︎偽終止を完全終止で弾いてみる

など、楽譜に書いてあることと逆のことをすると良いです。

3つ目の、「偽終止を完全終止で弾いてみる」というのはちょっとした応用で、

この場合、普通は完全終止に行くところを偽終止になっているわけだから、
偽終止というハーモニーの特別感を感じるために本来使われるはずの完全終止で弾いてみると、偽終止の魅力をより感じることができます。

楽譜と逆を弾くことで楽譜に書かれた言葉や表現の意味や魅力がわかるんですよね!

是非やってみてください!