こんにちは、しもんです。
タイトルの通りでそれ以上でも以下でもないのですが、
コンサートって終演時間を知ることができた方が絶対に良いですよね!
確かに!
なんとなく「コンサートは2時間」って思ってしまう自分がいるけど、
演奏会によって変わってくるから終演時間は書いておくほうが親切ですね!
こういう細かな気遣いは大切だと思いました。 https://t.co/XNaR0QIRr0
— 佐野 主聞 , (@Shimon_Sano) 2019年8月27日
RENEW LAB.の代表を務めている白鳥さゆりさんのツイート
クラシックコンサートってなぜ所要時間や終了時間が書いてないものが多いのだろう… 予定が立てづらい
確かに!!
「その通り過ぎるのになぜ今まで気づかなかったんだ!」と思うレベルのことだったので、
白鳥さんのツイートでハッとしました。
コンサートの情報には終演時間も記載した方が良い
これは、10月に開催するコンサートのチラシですが、
多くのコンサート情報って開演時間と開場時間しか書いてませんよね。
大体のクラシックコンサートって2時間前後で終わるし、このコンサートは夜公演なのでそんなに遅くならないのは常識だと思いがちですが、
それはクラシックの演奏会に行き慣れた人の常識であって
クラシックのコンサートを知らない人や行き慣れていない人にとっては常識じゃないってことにチラシを作った時の私は気づかなかった!
大切なのは気遣い
「自分の常識は他人の常識ではない」
これは肝に命じておきたいです。
終演時間を記載すれば、
例えば家に家族がいる人は夜にコンサートを聴いたあと大体何時に帰るのか家族に知らせることが可能だし、
飲み会の予定を入れることもできるかもしれない。
特に昼公演の場合は終演時間を書いておくことで聴きに来る人はそのあとの予定が立てやすいですよね。
特に昼公演って2時間ではなく3時間コンサートとか結構ありうるのでやっぱり終演時間の記載って重要だと思いました。
思い返してみると、私も友人のコンサートに行くときにそのあとの予定を組むために「終演時間は何時の予定?」って聞いたことが何度もあった!
コンサートに来てくれる人の立場に立って考える
まずは自分のコンサートにどんな人が来て欲しいのか、
そしてその人がどんな情報を知りたいのか考えてチラシやネットの情報を書くと、
コンサートに興味を持っている人が今まで以上にコンサートに来てくれる可能性は高まりますよね。
思考停止で今までと同じ情報を書いていても「チラシで集客する」ということに関しての進歩はないかもしれません。
例えば、
子供を連れて行きたい人にとってはそもそも未就学児は入っていいのか、託児所があるのかとかそういう情報は必須だし、
演奏家のことを身近に感じてもらうための挨拶文を載せるというのもアイディアとして良いと思います。
昔思っていたチラシデザインの理想形
最近のコンサートのチラシデザインって演奏者の写真を載せることが圧倒的に多いですよね。
その方が演奏者に対する親近感を感じるのでコンサートに来やすくなります。
上記の私のコンサートのように写真自体を背景にしてチラシを作ることも多いです。
しかし、以前海外で見たことがあるチラシの中に、
演奏者の写真は載せておらず、作曲家と曲目が大きく載っていて、
演奏者の名前は下に小さーーーーく載せてるだけのチラシがありました。
と思ったのを覚えています。
なぜなら、『メインは演奏家ではなく作曲家だよ』っていうメッセージが伝わってきたのと、
そんなチラシでも演奏会に来るってことは聴きに来る人も作曲家に対して敬意を払っている人だということです。
これってすごくないですか?
そんなチラシでも聴きに来てくれるようになったら理想だな、と今でも思っていますが、
やはり「誰が演奏するのか」という情報をちゃんとわかりやすく提示していた方が興味を持ってもらえると思います。(特にピアノソロの場合。オーケストラや大編成の室内楽だとまた変わってくると思う。)
今は演奏家個人でもちゃんと自分を売り出していける時代になったし、
絶大な人気がある演奏家なら作曲家と曲目の情報がメインのチラシでも集客できるかもしれません。
だけど、やっぱり新規の人に来てもらうためには演奏家情報は必須だな、と思う。
まとめ
来て欲しい人の心に刺さるデザインを考えると難しいですが、
来て欲しい人が欲している情報を書くのは簡単にできると思います。
私もこれからのチラシでは、思考停止にならずもっと聴きに来てくださる人のことを考えて作ります!