レッスン

ピアノの先生が時間単価をあげる方法【私と友人の体験エピソード】

こんにちは、しもんです!

「自宅レッスンをたくさんしてるけど、レッスン代が低いから働いても働いても消耗するだけだ…」

という方はいませんか?

今日は、ピアノの先生が時間単価をあげるためにどうしたら良いかを
私や友人の体験を含めて書きます。

先に結論!

時間単価を上げる方法

①そもそも最初からレッスン料金を安くしない

②忙しくなって来たら一律でレッスン料金を上げる

③ちゃんと勉強 & SNSなどで発信して自分の価値を上げつつピアノ教室として知名度を上げていく→②

これらのパターンが考えられるかな、と思います。

前提として、

自宅レッスンの場合はレッスン料金(あなたのレッスンの価値)を決めるのはあなたです。

あなたが自分のレッスンに価値があると思うなら、ちゃんとしたレッスン料金を設定しましょう。
レッスン料金を安くしたら無駄に消耗するだけです。

ピアノの先生が時間単価をあげる方法

①私が実際にやった方法

私は自宅レッスンの料金を絶対に下げませんでした。

具体的には、
時給850円でバイトしたり、契約社員で専門学校とか音楽教室で安く使われても、
「自宅レッスンの料金は絶対に下げずに価値を提供してきた」ってことですね。

「生徒さん集められないから」という理由で、自宅レッスンの料金と価値を下げても良いこと何1つありません。

消耗するだけ。

『他の場所でどんなに安く働いたとしても、自宅レッスンではちゃんとした金額をいただく』

私はこれを徹底しました。

例えば、専門学校などで時給2,500円くらいで安くこき使われても、
自宅レッスンは1時間1万円以下でレッスンすることはなかった。

自分の価値を値段としてちゃんと提示して、それ以上の価値を提供する。
そこに価値を感じてくれた人がたくさんいたから私はやってこられました。

最低賃金でバイトしたり、自宅以外のレッスンで安く使われて消耗してたけど、
自分が信じる自分の価値にちゃんとお金を払ってくれる人がいることで

「自分にはやっぱり価値があるんだ」としっかりと認識できた。

たぶん、自宅レッスンを安くしていたらどんどん自己嫌悪になっていただろうし、
消耗して時間もお金もない状態になっていたと思う。

②友人のピアノ教室のエピソード

ピアノ教室って大体は月謝制で比較的安いですよね。

ここで実際に友人がやった方法をシェアします。

友人も最初は安いレッスン代(月謝制)でやっていたのですが、
口コミでどんどん広がっていって新規の生徒さんの募集ができないくらいまでになりました。

そこで一気に値段を上げたそうです。
値段を上げることでそれがフィルターになって少し人数が減っても良いかなと思ったそうですが、

結果的に今までの生徒さんもやめることなく、さらに人気が出てしまい
未だに新規募集ができない状態になってます。笑

人気が人気を呼んでいる状態だと、

値段を上げることでさらに魅力が高くなるんですよね。
プレミア感が増すんです。

これは、
「高いお金を払ってでも欲しい」という価値を感じてくれるようにマーケティング&ブランディングできた良い例だと思います。

③友人の自宅レッスンのエピソード

この友人は留学から帰って来て室内楽もたくさんやりながら大学で教えながら自宅レッスンもやっていますが、
時間的に忙しいし、社会的な肩書きもちゃんとあるので時間単価が高くなるのは必然ですよね。

レッスンは、
1レッスン(2時間半くらいのレッスン時間)で2万5000円とってます。

これはこの友人の能力・時間の価値が高いからです。

能力が足りないと自覚している先生は勉強しましょう

「能力が足りている」と思っている先生なんて世の中に存在しません。

私や上記の友人ピアニストたちも日々勉強しています。

人生死ぬまで勉強だし、
生徒さんに勉強する姿勢や先生自体が成長していく姿を見せることで尊敬してもらえるし
価値を感じてもらえます。

その勉強の過程、成長の過程をすべてSNSやブログで誰かのためになる形で発信しましょう。

それを1年でも続けたらあなたは確実にレベルアップしているはず。

勉強していたら、
レッスン料金を考えた時に「自分は正当に評価されていない」と感じると多います。

その思いがあるならすぐ行動に移しましょう。

SNSやブログなどで情報発信していたらレッスン依頼も増えてくるはずです。

人気が出て来たら新年度からレッスン料金を自分が正当だと思う金額に上げてみてください。

また、あまりにもレッスンが入りすぎている場合も時間の価値が高くなるので
レッスン料金を上げて良いと思います。

能力を上げるのと同じくらい営業は大切

営業力、これは本当に大事です。

教室を運営しているならWebサイトは必須だし、
YouTubeチャンネルやSNSのアカウントも持ってないと今の時代は営業不足です。

なぜなら、たくさんの人が営業をするためにネットを使っているからです。

そして、もしSNSなどをやるなら「教室名」ではなく「個人名」で個人の価値を提供していきましょう。

教室のアカウントだと余程ほかのネットの活動がしっかりしている(読者の多いブログやサイトを運営している、YouTubeアカウントのチャンネル登録者数が多いなど。)なら話は別ですが、

教室名+顔出ししてないアイコンなんか全く信用できません。

最低でも、本名を出したり顔出しするのは信用を獲得するために必須です。

まとめ:お金や人間の行動心理の勉強をしよう

レッスン料金を上げるのが不安な先生もいると思います。

その理由は、お金を稼ぐ方法が『自宅レッスン』1つだけだからだと思います。

財源を複数にすれば心に余裕が生まれます。
そして徹底的に固定費を減らす。

お金に不安がある人は、リベ大のYouTubeチャンネルでお金の勉強することをお勧めします。

お金の知識を身につければ今あなたが持っている不安を解決するために行動していきましょう!

そして、人間の行動心理を知ることも必要です。

「1,000円や3,000円じゃ売れないのに10,000円にしたら売れる」

ということが世の中ではよく起こります。

安くすれば良いってもんじゃないんです。

大切なのは、値段を高くしても価値を感じてくれるようにブランディングすることです。