音楽

レッスンの生徒を募集しているのにレッスン料金を書いていない人いるけど、あれはなんなの?笑

ピアノ教室を運営したこともないような人間が話すことではないのですが、
「ピアノの生徒募集」をしている人たちを見て少し気になっていることがあります。



私は生徒を募集する時に時間単位での料金を書いているのですが、


ほとんどの人が料金を書いていない!!


これってあれだよ!

例えばレストランに行ってメニューを見て食べたいものを決める時に、
メニューにその料理の値段が書いてないのと同じだと思いませんか?笑

怖い!怖いよ!

掃いて捨てるほどお金があるなら別だけど。


「これいくらですか?」とお客さんから聞かないといけないって、
ちょっと違うのではないかと思うのです。



募集をみて連絡してくれた生徒さん「レッスンお願いします!」

先生「1時間2万円です。」

生徒さん「(たっか!!でも、お願いしますって言っちゃったしもう断れない。。)是非、お願いします!」

ってことになりかねない。

レッスンの前に満足度が落ちてしまう。


それならちゃんと1時間2万円と提示しておいて、
生徒さんはこの料金をみて「この対価を払えるように頑張って稼ごう。」と考えてもらった方がそのレッスンに対する満足度は高いと思うのです。

(そのレッスンが本当に素晴らしいものであると仮定して。)


高級料亭や飲み屋さんで値段が書いていないお店はありますが、
それはもうお客さんとお店との間に信頼関係が出来上がっているからであって、
お客さんはそこに対価を支払うことを厭わないわけです。


確かに
私の知り合いや友人の中には
「その人そのものがブランド」のような存在がいて
生徒さんは料金を気にせずにレッスンを受けに来るんだろうな、と思うけど、

あまりにもお金について書くのを避けすぎているような傾向にあると思う。


音楽だからお金のことを匂わせることを避けたい気持ちもわかる。

でも、以前伴奏の謝礼について話したときと同じで、
生徒を募集してる時点でそれはビジネスになっているので、

恥ずかしがらずに前もって書くべきだと思う。

演奏の本番が終わってから「いくらです」って言っても、伴奏を頼んだ側は納得できないのと同じ。


周りの人に「えー!○○さんってそんなにお金取ってるんだー」と思われたくないなんて考えなくても良いと思う。

それが自分のレッスンの対価だと思うなら胸を張っていい。

レッスンの価値さえあれば、生徒さんはちゃんと対価を支払ってくれます。



募集広告を見ている人たちの中には、

料金設定が書いてないレッスン生募集の広告を見て

「レッスン料金書いてないなぁ。気にはなるけど、自分から聞くのは少し面倒だからやめよっと。」

という方が、少なからずいると思うのです。