こんにちは、しもんです!
先日からずっと『習得への情熱』という本を読んでいます。
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この本は個人的にここ最近読んだ本の中でも、たくさんの人に勧めたい本です。
この本は私が今まで考えてきた思考や、自分ですでに言語化していることがさらに細かくわかりやすく言語化されているので、自分の頭の中を整理できるし、さらにブラッシュアップできます。
書いていることが本当に素晴らしいので、自分の中で反芻しながら読む必要があってどうしても読むスピードが遅くなってしまうのですが、こういう本に出会えると幸せですよね!
私はこの本を読みながら常に「ピアノだったらどうなるか」を考えています。
今日は、この本に直接書いていたわけではありませんが、私が思ったレッスンにおける積極的な受け方について書きます。
積極的なレッスンの受け方
ピアノのレッスンを受けるときって基本的にはみんな先生に何かを言われるまで待ちますよね。
初対面の先生や公開レッスンであればそれでもいいと思います。
しかし、普段からレッスンを受けているのであれば、
・前回言われたことができているかを確認してもらう
・新しいアドバイスをもらう
これだけだと少しもったいないかもしれません。
「レッスンとレッスンの間の期間で生徒が何を学んできたか」ということに関しては先生はわかります。
「あ、こういう練習をしたんだね」とか「この部分にフォーカスして練習を積み重ねたね」とかわかります。
先生は生徒がやってきたことを一瞬で把握して新しいアドバイスやより深いアドバイスをしていきます。
しかし、もしできるのであれば生徒から先生に質問をするのはどうでしょうか?
とか、
とか、
など。
レベルが上がれば上がるほど、一つの事象に対する理解が深まってより細かく捉えることができます。
でも、生徒さんは知識や情報が自分の中に蓄えられてきていても、それを”どう利用するか”がわからないことが多いです。
膨大な知識を正確に利用するには、とにかく練習して数(量)をこなすしかありません。
この時におすすめしたいのは簡単な曲を弾くことです。
その人にとって簡単な曲であれば(そもそも難しい曲よりもやることが少ないので)、膨大な知識や情報を処理しやすくなります。
その状態で脳のネットワークを繋げていくことで、少しずつ難しい曲にチャレンジしていけるのです。
量をこなしていくと、あるところで直感的に「あ!こうすればいいかも!」というものにたどり着きます。
意外とこの直感は正しいです。
その直感や練習中に学んだことや疑問に思ったことを先生と共有しましょう!
そういう積極的なレッスンの受け方もあります。
そして、生徒の疑問に答えたり、一緒に考えたりして答えに導くのが先生です。