マナブさんに影響を受けて、とにかく毎日ブログ更新しようと決意したのが4月27日。
今日は一ヶ月ブログ毎日更新を頑張ってきた結果をシェアします。
1ヶ月、毎日ブログ更新した結果!
・この30日間で書いた記事数は、33記事。
・書くために使った時間は1日1時間〜6時間ほど。
・PV(閲覧数)は、24,491。
ブログ投稿始める前は「良くても1万PVくらいかな」と思っていたのでこれは嬉しい誤算です。
・Googleアドセンスは設定したのが5月23日だったのですが、こんな感じ。
1日平均100円前後。
因みに「残高」というのは、私が以前使っていたブログのものです。
・5月8日に登録したamazonアソシエイトの結果はこちら。
自分が勧めたい商品は基本的に「本」なので低単価です。
知らない人のために説明すると、
このamazonアソシエイトや楽天アフィリエイトというのは、
紹介料という形でお金が入ってくるシステムで、
出品者-紹介者-購買者がwin-win-winになれるという素晴らしいシステム。
音楽業界ではあまり利用している人が少ない、というかブログをやっている人自体が少ないけど、こういうシステムはどんどん利用した方がいいと個人的には思っています。
でも、「お金を稼ぐ」という所にだけ目を向けてしまうと、
高単価のぼったくり商品とかを紹介してブログとしての信頼性を失うきっかけになるので注意が必要。
言語化する能力の大切さ
先日、こういうツイートを目にしました。
なんでいま「言語化」できる人が強いかというと、とりあえず会社に入って上の言うことを聞いてればOKだった時代が終わって、自分で答えを探す時代になったからじゃないか。みんな、誰についていけばいいかわからなくて迷ってる。そんななか「言語化」できる人に、自然とフォロワーがつくようになる。
— 竹村俊助/編集者 (@tshun423) May 24, 2019
なんでいま「言語化」できる人が強いかというと、とりあえず会社に入って上の言うことを聞いてればOKだった時代が終わって、自分で答えを探す時代になったからじゃないか。
みんな、誰についていけばいいかわからなくて迷ってる。
そんななか「言語化」できる人に、自然とフォロワーがつくようになる。
私がこの1年半Twitterでやってきたことってこれだったんだな、と思った。
とりあえず、
誰か一人のためだとしても有益になることや問題解決になることを投稿していこう!
という思いで本格的にTwitterを使い始めたけど、当時800人前後だったフォロワーさんは今2400人を超えて3倍に。
これはTwitterとブログによる言語化だけが理由ではありません。
YouTubeのチャンネル登録者数18万人のピアニスト、よみぃさんとのコラボや、
こちらの演奏を編曲者本人である、ござさんがリツイートしてくださったことによって、
TwitterもYouTubeも伸びました。
【ルパン三世のテーマ】
昨日、
「どんなクオリティでも明日は動画1本投稿する!」とサブ垢で宣言してしまったので、
今日はござさん(@gprza )編曲のルパン三世のテーマを弾きました!ジャズむずい…!https://t.co/05sdXhXSrP pic.twitter.com/tvsjvE484x
— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) May 23, 2019
本当にありがたい。
(ここ3週間で200人増えました。)
クラシック業界を盛り上げるために
フォロワーさん「2400」というのを数字として見ると、
他の業界と比べたら少ないし伸び率も低いですが、クラシック業界の中では多い方だと思います。
クラシックの業界が伸びないのは、わかりづらさとか敷居の高さだと言われています。
それは確かにそうだけど、
個人的な意見としては、
もう少し広い視野で考えると希望が見えてくるのではと思います。
なぜなら、
クラシック業界が伸びないと悩んでいる人たちって、クラシック業界の中だけで何とかしようとしているから。
その活動も大切だけど、
他の業界を巻き込んだり掛け合わせたりしてクラシックを広げていく努力をしている人が圧倒的に少ないと思う。
私が個人的にやっているのは、
自分がやっている趣味(ぷよぷよ、麻雀、ビリヤードetc.)とか、
良く行く場所(飲み屋さんとかBAR)にいる人たちと積極的に関わって、
その人たちとネットでも繋がって演奏会に来てもらうきっかけを作ったり、演奏を聴いてもらうきっかけを作ること。
友人がやっていることを例にあげると『赤ちゃんと親のためのコンサート』など、
クラシックと他のものを掛け合わせた企画をやったり、
お酒とクラシックのイベントを企画したり。
クラシックを広めることを考えながらも、
世の中の人が欲しがっているものはなんなのか考えることは重要だと思います。
情報発信の仕方
Twitterでも、
クラシック音楽を毛嫌いする人は多いけど、音楽自体が嫌い人はほとんどいないですよね。
だから、伝え方1つで印象は変わることを肝に銘じて発信していきたい。
ただ、
この記事にもあるように、
Twitterの140字システムと拡散アルゴリズムは、ヒューリスティックを加速させる。これ割と「ヤバめ」だと思ってます。というのも、“正確”より “分かりやすいコンテンツ” だけが人気になり拡散されていく。
わかりやすいことを追い求めると、クラシック音楽は確実に歪められてしまう。
というより、クラシックをわかっていない人たちが「わかりやすさ」で人気になっているのをよく見かける。
でも、これは悪いことではないんです。
なぜなら今は情報過多の時代で、情報を選んで使うのは受動する側の問題だし、
1つの価値観に縛られるよりも、様々な価値観に触れて自分で考えて行動することが必要になっている時代だからです。
ある意味では試練かも。
でも、
わかりやすさ=正義になってしまうのはかなり危ない。
なので、発信者はわかりやすさと正確さのバランスを取っていく必要性があるなと思います。
そのために、勉強し続けないといけない。
自分の感覚に頼りすぎるといつかはバランスを崩してしまう。
あと、言葉選びを間違えると死ぬほど炎上する例を出します。
クラシックは深い。
この深さをどれだけ追い求めていけるか、なんだ。
断言する。
音の色や、精神的エネルギーを、
クラシックほど深く表現できるジャンルは他にはない。
絶対にない。そこが他のジャンルと明らかに違うところだから、
表現する人間はそこを追い求めていく努力をしよう!— 佐野 主聞 / ピアニスト×ブログ×YouTube (@Shimon_Sano) July 28, 2018
このツイートで、経験したことない数の誹謗中傷と人格否定をされたんだけど、
140字だと誤解されるのは当たり前だった。
わかる人にしかわからない、という典型的な例。
この投稿では、クラシックがあらゆるジャンルで一番上って言ってるわけではないのですが、それが伝わらなかったんですよね。
そして、「音の色」「精神的なエネルギー」の部分が抜き取られて、
「クラシックが一番だ」という切り取り方をされて拡散された。
他のジャンルを見下している、と。
この体験から学んだのは、
まず、「断言」とか「絶対」は、できるだけ使わない方がいい。
見てる人を無意味に不快にさせる要素となります。
あと、人に何かを伝える時は、否定ではなく肯定の要素を多めに伝えること。
(これはレッスンの時の先生から生徒へのアドバイスでも使えます)
同じことを伝えるにも、否定的に伝える言い方と肯定的に伝える言い方がありますよね。
SNSで情報や意見を発信していると、
他人を否定したりバカにしたり煽ったりする方が圧倒的に楽なので、そうしてしまいがち。
そこで、事実を交えて肯定的な言い方で意見を伝えられた方が世の中平和になる。
ただ、
「熱量を持って、客観的事実や自分の意見を伝える」
これは発信者として必要だと思う。
熱量というのは表面的なものではなく、冷静さの中にも宿るような熱量のこと。
まとめ
ブログを1ヶ月毎日更新した結果からかなり話が飛躍してしまいましたが、
今は個人で活動の幅をどんどん広げていける時代になったので、
とりあえずSNSでの発信とブログとYouTubeを始めてみたら良いと思う。
きついけど。
かなりきついですが、
情報を無償で提供することで信用が得られます。
世界が広がります。
ピアニストの場合、圧倒的に練習時間が必要なので時間を作ることが難しいと思いますが、
1日1時間くらいは時間を作れると思うんだよね。
しかも、新しいことにチャレンジしていくことで、
人生における時間が長く感じられて豊かになるのでおすすめです!!
特に今の時代は、
意見を声に出すということが重要。
「沈黙は金、雄弁は銀」ということわざは、
「沈黙」を銀よりも高価な金にたとえていったもので、
よどみなく話せることも大事だが、黙るべきときを知ることはもっと大事だということ。
という意味なのに、
「沈黙は金」の部分だけが取り出されて
「黙っているのが良い」みたいな意味で取り違えられている気がする。
黙っていたら搾取されるだけです。みなさん、声を上げましょう。